■横綱輪島
輪島大士は、我が郷土・石川県七尾市出身の横綱。
金沢高校から日大相撲部へ・・大学では2年連続
学生横綱に。
1970年花籠部屋に入門。幕下を2場所連続で
全勝優勝して、当時の最短記録で十両入りした。
十両も4場所で、入門わずか1年で新入幕を果たす。
72年秋場所の千秋楽で、貴ノ花(父親)との
水入りの大相撲を制し、貴ノ花と共に大関に昇進。
大関4場所目の73年5月場所で全勝優勝し
て横綱に。
初土俵からわずか3年半の超スピード出世で横綱に
上りつめ、史上初の学士で本名の横綱が誕生した。
1970年代、故北の湖と共に「輪瑚時代」を築き
14回優勝している。
1666 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「千秋楽」
今年もあと2日で平成30年の千秋楽を迎えます。
『 あまたの空を 星は駆け抜けて
今宵は夢の千秋楽
想いは残る 胸の奥底まで
今宵は巌(いわお)となりて
茜(あかね)さす日輪は くるめく黄昏(たそがれ)
尊き涙 燃ゆる血よ
千代に八千代に
千秋楽にあたり 番数も取り進みたり
千秋楽にあたり めでたし ああ めでたしや 』
先月11月70歳で癌で亡くなった、第54代横綱輪島
大士氏の告別式において、デーモン閣下が献歌した
「千秋楽」の歌詞です。
”千秋楽”とは、中国で皇帝の誕生日に演奏された楽曲
「千秋楽節」の名で、法会などの最終日に演奏される
ことから、物事の最終段階を表す言葉として、用いられ
るようになった。