■運動すると増加するホルモン
・エンドルフィン・・高揚感を促しストレスを軽減する
・セロトニン ・・精神的疲労を回復させる
・ドーパミン ・・快感をもたらす
ホルモンが増加することでポジティブになり、
うつ病が 改善します。
自律神経と交感神経が活発になり、ほどよい
疲れが逆に疲労回復を早め、疲れにくい身体になり、
夜、快適な睡眠を促します。
運動すると、汗や尿から老廃物の排出が増え、
血流が良くなり、白血球やウイルス抗体がより早く
体内を循環して、免疫力が向上し、健康で病気に
なりにくい身体を作ります。
1617 【吉村外喜雄のなんだかんだ」
食と健康 「健康寿命と筋肉」
先週、平成30年度の「介護保険徴収決定通知書」が
市役所から届いた。見ると、1年間に支払う介護保険料
は約14万円。年金から天引きされます。
日本人男性の「健康寿命」の平均は72歳。
平均寿命は81歳ですから、その間の9年間は病に伏せ
介護を要する、寝たきり老人ということになる。
私は今年77歳になるが、まだ介護保険のお世話には
なっていない。介護を要せず、自立して暮らしていける
「健康寿命」 をいかに延ばしていくか・・が問われる
のです。
運動生理化学の樋口満・早大教授は、「筋肉」に注目し
てほしい・・と強調する。
研究によれば、筋肉には運動機能の衰えを防ぐだけで
な く 、生活習慣病を予防する物質を分泌するなど、
健康寿命を延ばす役割をしてくれます。
筋肉は体を動かすだけでなく、生活習慣病を予防したり
、脳の認知機能を高める物質を分泌するなど、様々な
役割をする複数のホルモンの存在を、欧州の研究グルー
プが報告している。
大腸ガンの発症を抑えたり、神経細胞を活性化させる
など、30種類以上のホルモンが見つかっている。
しかし高齢者は、運動量が減り筋肉が衰えるため、
分泌量は少なくなります。