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負けない人・藤井聡太

■藤井聡太、最年少記録更新

今月の5月18日藤井聡太6段は、船江恒平
6段との対局に勝ち、竜王戦4組7段に昇段した。

これは、加藤一二三9段が保持していた最年少
記録より18ケ月早い、15歳9ケ月での昇段で、
「負けない人・藤井聡太」が伝説になりつつあります。


1606 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「負けない人/藤井聡太」

15歳の天才棋士藤井聡太プロが大活躍している。
2007年5歳の時、祖父母から将棋の手ほどきを受け
、瀬戸市内の将棋教室に通いはじめた。

直後、師範から500ページの「駒落ち定石」を渡された。
まだ字が読めない聡太少年は、符号を頼りに学習し、
1年後に将棋大会に出場するようになると、同年代の
子どもたちは、強すぎる藤井との対局を嫌がったという。

2011年、東海大会と全国大会、小学生・低学年の部
で相次いで優勝。
中学1年の2015年、「奨励会3段」に史上最年少で
昇段する。中学2年の奨励会リーグ戦で4段になり、
プロ入り。
加藤一二三との対戦に勝ち、加藤が持つ最年少棋士記録
を62年ぶりに更新して、マスコミの話題をさらった。

中学生棋士は、加藤一二三、谷川浩司、羽生善治、
渡辺明に次いで5人目・・天才トップ棋士に仲間入りで
す。
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将棋のトップ棋士には、黙々と努力して結果を出す
タイプと、先頭に立って大勢の棋士を引っ張っていく
タイプがある。
後者のリーダタイプには、大山15世名人や羽生永世
7冠がいる。いずれは藤井6段も・・

羽生7冠は、対局中の昼休みに他の対局を一通り見て
歩き、一局につき数分で情勢を分析・・そうした瞬時の
判断を繰り返すことで、勝負勘が磨かれたという。

大山名人は、努力もさることながら、横断歩道で先頭に
立ち、青信号を先頭から3番以内に渡りきる・・
と決め「自分は負けない」という信念を持ち続けたという。

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