■第四次産業革命
・第一次産業革命 19世紀/イギリス
石炭・蒸気機関により、軽工業が発展
・第二次産業革命 20世紀/アメリカ
電力により、鉄鋼・機械・造船・石油を資源とした
製品など、重化学工業の分野で技術革新が始まる
・第三次産業革命 20世紀後半
コンピューターにより、生産の自動化と
産業ロボットの普及
・第四次産業革命 21世紀
人間からAIに、知的労働が奪われる
1579 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「人工知能AI革命(7)」
産業革命で肉体労働が機械に取って代わられた。
第四次産業革命が始まった今、知的労働がAIに
奪われようとしている。
AI革命の影響が、私たちの身近にも見えはじめている。
私の会社の取引銀行・・支店にいた3人の貸付が、
1人減らされ2人になった。
また、支店で受けていた毎月の給与振込の手続きも、
本店で一括処理されることになった。
AIの普及で、今後社会はどう変わっていくのか?
夢の車と呼ばれる自動運転車・・周囲の車の動きや
道路の状況など、膨大な情報を瞬時に処理するA I
で、実用化に向けた熾烈な開発競争が行われている。
医療の分野では、2千万件もの膨大な論文を学習した
AIが、専門の医師でも診断が難しい特殊な白血病を、
わずか10分程で見抜き、患者の命を救ったケースも
身近にはスマートフォン・・分からないこと、知りたい
情報は、検索すれば直ぐ教えてくれる・・
気づかないうちに、AIのお世話になっている。
AIは、経済成長を促すプラスの側面がある半面、
AIが人々の仕事むを奪ったり、AIを使いこなせる
人と使いこなせない人で、所得格差を生んだりする。
A Iの進化とロボットの進化は、切っても切れない仲
にある。人間がやってきた仕事で、ロボットに任せた方
が効率もよく、ミスも防げる。
小言も言わず、24時間休まず働くロボットに取って
代わられることは、必然でしょう。