「道元・仏道をならうとは
明けましておめでとうございます
本年もよろしくおねがいします
1564 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
心と体の健康 「道元・仏道をならうとは」
~ 年の初めに ~
曹洞宗の開祖・道元禅師は、生涯に87巻の仏教思想書
を著した。以下は「正法眼蔵・現成公案」から・・
仏道をならうというは 自己をならうなり
自己をならうというは 自己をわするるなり
自己をわするるというは 万法に証せらるるなり
万法に証せらるるというは 自己の身心および
他己の身心をして 脱落せしむるなり
仏道を修行して進んでいくということは、
自分の本当の姿を見つめることである。
自分の姿を見つめるということは、自分の物の見方や
考え方・生き方から離れて、自然の中から自分をみつめ
てみることである。
自己を忘れることは、答えを自分の中に求めないこと。
大自然に生かされている自分の姿に気づくこと。
仏の世界から見れば、すべてがかけがえのないもので
ある今を生きていること。