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人工知能A I革命(3)

先入観ゼロの合理的判断をするAI

人が判断をするとき、その人の経験、先入
観、偏見、憶測、直観力などが入り込み、
正しい判断に歪みが生じてくる。

一方、人工知能は、そうした立場や状況
に左右されることなく、膨大なデーターを
基に学習を重ね、より詳細で正確な結論
をはじき出す。
そして、目的を最大化するための論理的・
合理的判断を下すのです。



1531  「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「人工知能AI革命(3)」

インターネットの文字情報、監視カメラやセンサーの
情報、購買履歴などから蓄積される膨大なデーター・・
以前は捨てられていたデーターです。

人工知能AIが膨大なデーターを分析すると、大きな
流れや動向が、はっきりとした数値となって見えてくる。
グーグル、アマゾンなどの米企業は、早い段階で
そうしたデータが価値を生み出すことを知っていた。

出遅れた日本の企業も、大量のデーターを低コストで
蓄積できるようになり、分析技術も進んだことで、
流れが変わった。

AIの威力はまず市場分析から・・
コンビニで買い物をした時に、客がポイントカードを
出す。そこには購買履歴データが納まっている。

ローソンのカード会員数は1千万人、提携企業は100
社にのぼる。このビッグデータを分析すれば、男女、
年代、地域などの属性に基づいて、効率的な品ぞろえが
可能になる。
提携企業間でデータを共有すれば、更に利用価値は
高ま
るだろう。アマゾンは、ビッグデータで成り立つ
典型的企業だ。顧客の購買ニーズを売り上げ促進の柱に
してい る。

インフルエンザが今後どこで流行するか、分析し対応
する。選挙予測にも使われ、当落の可能性を判断する。
つまりデータは「金の鉱脈」なのです。

データを所有していないと何もできない・・
データーを先に押さえた者が強い立場になる・・
持つ者と持たざる者の格差が生じてくる。

今後、ビックデータを押さえた企業が勝者になっていく。
第4次産業革命が始まろうとしている。  

                                          読売新聞「ビッグデータを押さえろ」

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