■高画質のカメラ
念願のデジカメに買い換えた。
「今までのと何が違うの?」と聞く妻に
『解像力抜群で、
しわの奥までくっきり写るぞ・・』
と答えたのが間違いだった。
「何でそんなもん買うの!」
と口を聞いてくれなくなった。
中日新聞「つれあいにモノ申す」
1494 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
ことば遊び 「シルバー川柳2015~16」
シルバー川柳・・孫や親子、兄弟などの身内ネタ、
医者通い、肉体・容姿の衰え、物忘れなど、老いの実態
を作品にしたものが多く、シニア世代の様子を的確に
言い表していて、身につまされたり、苦笑したり・・
■ 2016年シルバー川柳/入選作品]
「 ポックリと 逝きたいくせに 医者通い 」
「 気がつけば 母のとし超え 我を知る 」
「 絵手紙で いい味出してる 震える字 」
「 やめとくれ ただの寝坊で 脈とられ 」
「 こんにちは 思い出せずに さようなら 」
「 希望なし 目標なくて 自由あり 」
「 猫までが 妻の真似して 俺またぐ 」
「 ボケもよい 昨日のケンカ もう忘れ 」
「 見栄と欲 捨ててしまえば 生き仏 」
「やっと立ち 受話器を取れば 電話切れ 」
「 飼い犬が 徘徊予防に 付いてくる 」
「 金が要る 息子の声だが 電話切る 」
■ 2015年シルバー川柳/入選作品]
「 老いるとは 増える薬と 減る記憶 」
「 マイナンバー ナンマイダーと 聞き違え 」
「 徘徊も タスキ掛ければ パトロール 」
「 長生きを ほめる世間に 子は疲れ 」
「 想い出が 身辺整理の 邪魔をする 」
「 3度目は 聞こえたふりの 半笑い 」
「 人生に 迷いはないが 道迷う 」
「 年賀状 出さずにいたら 死亡説 」
「 もったいない 気づけば我が家は ゴミ屋敷 」
「 アルバムに 遺影用との 付箋あり 」