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2017年01月 アーカイブ

2017年01月02日

ことば遊び 「いい夫婦川柳入選作」

明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願いします

2016年サラリーマン川柳から

「元気出る 魔法の言葉 『孫来るよ』」
「娘との ままごとで知る ママのグチ」

「気を遣い 妻を目で追う オレとイヌ」
「また飲み会? 電話の声は 嬉しそう」

「定年後 帰りは何時 聞く側に」
「切れない縁 抜けない指輪 似る体型」 



1461 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
ことば遊び 「いい夫婦川柳入選作」

毎年11月22日は「いい夫婦の日」です。
夫婦をテーマにした川柳コンテスト、昨年の入選作で
す。
日々の暮らしを詠んだ、心温まる作品が
多く寄せられた。

〈 いい夫婦大賞 〉

2016年 「どこからか 食事時には 来るあなた
※長年連れ添うとお互い”空気”のような存在に・・

2015年 「私には 今のあなたが ちょうどいい
※定年後、年々優しくなる夫

〈 2016年優秀賞 〉

「嬉しさを 二倍味わう ペアグラス」

「子が帰省 張り切る妻と 炊飯器」

「年輪が よく似た顔に 作り上げ」

「玄米の ような夫婦に なりました」

「アツアツが 程よく冷めて ホカホカに」

〈 2015年優秀賞 〉

「お互いに 貸し借りがある いい夫婦」

「心まで すっぴんでいる 妻が好き」

「秘訣など ないが毎日 ウフフフフ」

「勝よりも 負けるが勝の いい夫婦」

「長生きを 競い合ってる 今朝もまた」

※川柳を通して、それぞれの家庭、長年連れ添った
   夫婦像が浮かび上がってきます。

2017年01月05日

「ゴルフ・・ツキと運」

■ツキを活かせる人

ゴルフ優勝の弁で・・
多くの人が「今日は運がよかった」と言う。
世界のトッププロも同様のスピーチをしている。

「運が良かった」と言う人に共通するのは、
皆努力している人たちだということ・・

以下、卓越したスポーツマンとして知られる
大リーガー、ポピー・ジョーンズの言葉です。
いつか幸運が訪れることを期待して
  努力を続け  ボールを打ち続けなさい


木に当たって跳ね返り、OBにならずに済んだ
「ラッキー」・・それはその一打だけのこと。
その後、いつものミスの連続。

運や偶然・・ツキを活かせる人が「幸運」
なのであって、努力している人のみが
活かせる運なのです。



1462 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「ゴルフ・・ツキと運」

ミスショットをしてスライス・・OBかと思ったら、
「コーン」と木に当たってフェアフェーの真ん中へ・・
「今日はツイている」
反対に、グりーンをわずかに外れてバンカーに・・
やることなすこと裏目に・・「今日はツイていない」と
嘆く日もある。

グリーン周りの寄せやパターの選択で、自分のプレーが
上手くいったり、上手くいかなかったり・・
自分とは違った選択をしていたら、もっとうまくいった
かもしれない。

日頃しっかり練習して、やることをやっていて
「今日はツイていない」と言うのならいいが、
努力もせずに「今日はツイていない」と結論づける物言
いは、出来るだけ避けたいものです。

ゴルフは運が付いてまわる・・ミスショットをしたのに
その後のプレーでチップインするなど、運に恵まれ、
スコアがまとまることがある。
”運”がからむところに、ゴルフプレーの面白さがある。
「運も実力のうち」なのです。

”運”と言う字は「ウ」カンムリに「車」、そして
「シンニュウ」・・東奔西走、走り回ってやれること
全てやって、その後に巡ってくるのが”運”なのです。

「運は前髪でつかめ」と言うが、じっとして寝ていても
良い運には巡り遭えません。
結論は、努力しなければ、悩みぬかなければ、良い運に
恵まれないということです。

2017年01月10日

幸せな人生 「運・鈍・根」

■イソップ物語「金の卵を産むニワトリ」
    人間の愚かさを教訓にした寓話です

ある男が、金の卵を産むニワトリを手に入れ
た。「俺はなんて幸運なんだ。
これで貧乏とおさ らばだ!」と大喜び。
しかし、贅沢に慣れてくると、欲しいものが
どんどん増えていく。

次第に、一日一個しか卵を産まない鶏に、
不満を持つようになった。
男は「2個でも3個でももっと産むんだ!」と
ニワトリを責めたが、まったく効果がない。

「腹の中に大きな金塊があるに違いない・・
取り出してやれ」と殺してしまった。
ニワトリの体内には、ひとかけらの金もなか
った。
すべてを失った男「欲をださねばよかった」
と嘆いたが、後の祭りだった・・
人間の欲には限がないことを風刺している。


1463 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生 「運・鈍・根」

「運・鈍・根」とは、禅宗の僧侶が掛け軸の文字に
よく
用いる言葉です。 
      運鈍根

一度しかない人生・・せっかくの一生ですから、
充実し
た悔いのない人生を送りたいものです。
そのために必要な成功の3要件が「運・鈍・根」です。

」は自分の力ではどうしようもないが、人生生き方
しだいで運を呼び寄せ、つかみ取ること
ができるのです。
呼び込む
「運」の一つに、人との出会いがあります。
私の人生を振り返ると、自らの生き方を変えよう

行動した時が4度ありました。

その都度
不思議な出会いがあり、私の人生をサポート
する役割を担ってくれました

その出会いは早すぎず遅すぎず、その時出会わなかった
ら、
違った人生
になっていたでしょう。

」は努力で、コツコツと積み上げていくものです。
すばしっこくはないが、図太く粘り強く生きる・・
人生苦境困難に陥った時の、打たれ強さをいいます。

」は能力・才能です・・
「天賦の才」という言葉が
あるように、生まれながら
才能に恵まれた人や、あまり恵まれない人もいます。

それ故に「運・鈍・根」の三つの要因がうまく働けば、
充実
した人生になるでしょう。  
                  
                  
「理念と経営/安永祖堂・師と弟子の絆」より

2017年01月13日

幸せな人生 「禅の修行・三士の範」

■育てる

二十年前、娘を後継者に育てようと、
単身ロサンゼルスの専門学校に行かせた。
そして帰国後、しばらく親会社に預けた。

販売会社の後継者は、滋賀県の研修所
に集められ、そこで三年間教育を受ける
ことになっていた。

私は本社に「甘えの許されない環境で
鍛えてほしい」とお願いし、最も厳しいと
される某支店に配属してもらった。

支店での厳しさは想像以上だった。
娘はくじけそうになりながらも、
3年間必死に頑張り抜き、戻って来た。


1464 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生 「禅の修行・三士の範」

禅の修行を志すとき、「どういう師匠のもとで修業する
か」が、弟子にとっては、入門するときの重要な選択
になる。
禅宗には「三年学ばずして師を選べ」という教えがる。
いきなり入門するのではなく、まず師匠がどういう人な
のかを、よく調べることから始めます。

中国宗の時代(960~1279)から、今に伝えられ
る「三士の」という言葉があります。
修行僧の気質・資質に、三ランクあるという意味です。

一つは凡人、「下士は勢いにつく
今1番評判の高い師匠のところへ弟子入りする。

二つは、もう少し志が高い修行僧は「中士は徳につく
世間の評判は気にせず、徳の高い人格者のもとで修行
したいと考え、入門する。

三つ目は、「上士は恨みにつく
一生かけて禅の世界を極めたいと考える志の高い人は、
人情を交えずに、とことん自分を鍛えてくれる・・
そんな厳しい師匠につくことを願うのです。

                                        理念と経営「師と弟子の絆」より

現代社会も同様です。
例えば、大工を志すのであれ、調理人であれ、職人の道
を極めるには、まずどんな師匠につくのが良いか?
人生はそこからスタートします。

2017年01月16日

有名人の放言

私のビルの一階に本社を置くフーズフォー
ラス社が、ユッケ中毒死亡事件を起こした。

謝罪会見で、それまでの応答に業を煮や
した記者が、「死者まで出しておきながら、
どう責任を取るのか!」とあおった。

2時間近く、丁寧に謝罪会見をこなしてい
た社長・・ついに感極まって
「私は法に触れることは何もしていません」

一時間後の夜7時のNHKニュースで、
その個所だけ切り取られ、全国に放映された。
この一言に、マスコミは集中砲火を浴びせた。

1人の有能な経営者が社会から抹殺された。



1465 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「有名人の放言」

以下、新潮新書・百田尚樹著「大放言」からの抜粋です。

かって、放言は一つの文化だった。
放言は常識に対するアンチテーゼであり、現状における
問題提起であり、過激な提言であった。またしばしば
毒舌的であり、ユーモラスで知的な面もあった。

過去、多くの有名人が様々な放言を繰り返してきた。
大衆は目くじらを立てたが、一方でそれを受け入れ、
楽しみ、笑った。

ところが、近年はそうした寛容さは失われつつある。
ちょっとした言動ミス、言い間違い、行き過ぎた表現
に、マスコミや野党は過剰に反応し、ハイエナのごとく
容赦しない。
世論も迎合し、「許せない」「責任を取れ」と集中砲火
を浴びせ、社会から抹殺に近い状況に追い込んでいく。

以前、集団食中毒事件を起こした某食品会社の社長が
言った「私は寝てないんだよ」の一言は、不祥事を起こ
した企業のトップの、許されざる「開き直り発言」と
マスコミから大バッシングを受けた。

しかしそれほどまでに糾弾される言葉であろうか?
一週間不眠不休で原因調査をしていた社長が、謝罪会見
の後、会社の廊下で記者につかまり、強引にインタビュ
ーされた場での発言だった。

原因はまだ不明で「わかったら発表します」と言う社長に、
記者は何か事実を隠しているのだろうと、食い下がった。
疲れ切っていた社長は「では、あと十分」と受け入れた。

記者は「何で時間を限るのか!」と詰問した。
そこで出たのが・・
「そんなこと言ったってねえ、私は寝てないんだよ」
の一言・・この一言にマスコミは食らいついた。
ピラニアのごとく、一斉に襲いかかったのです。

週刊誌は問題発言と大きく取り上げ、TV各社は連日の
ニュースで「私は寝てないんだよ」の一コマだけを流し
続けた。
「不祥事を起こしておきながら、とんでもない逆ギレ
社長」という印象を、視聴者に刷り込んでいった。

そして「会社を倒産に追い込むまで許さない」という
猛攻撃・・魔女狩りが始まった。食中毒問題よりも、
この社長の発言を”悪”と捉える報道だった。

2017年01月18日

トランプ新大統領の放言・暴言?

■大統領就任前の支持率

20日に大統領就任式を控えるトランプ氏。
ギャラップ社の世論調査で、トランプ氏の
政権移行前の支持率は44%と過去最低。

オバマ政権発足時の支持率は83%で、
トランプ氏の不人気ぶりは際立っている。

オバマ氏の就任式には過去最多の180
万人が首都ワシントンに集まった。
トランプ氏の予測は90万人で、半数に
なるだろう。
                          1/17 日刊スポーツ


1466 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「トランプ新大統領の放言・暴言?」


以下、読売新聞から・・
トランプ氏は手ごわいセールスマンだ。
選挙戦で派手なスローガンを掲げ、強烈なパフォーマン
スで有権者の心を掴み、予想を覆して大統領になった。

しかし、大統領としての見識と品位に欠け、実情を誤認
する発言を繰り返すなど、歴代の大統領とは異質である。

当選後すぐに記者会見を行わず、ツイッターで攻撃的
発言を繰り返し、批判するメディアとの対決姿勢を強め
る。
マスコミと対決
ロシアがトランプ氏の個人情報を入手しているという
記事を独占掲載したCNN。
記者会見では、CNNを名指しで虚偽ニュース呼ばわり。

「 あなたはダメだ、あなたの組織はひどい、
  だまりなさい。 あちらの人が質問しているんだ・・
  礼儀をわきまえなさい。 あなたには質問させない・・
  あなたは虚偽ニュースだ 」 

政治経済(米国第一主義を貫く)
「 私は神が創った最高の雇用創出者になる 」
「メキシコとの国境に壁を築き、費用をメキシコに支払
  わせる 」
「オバマ政権が作った医療保険制度”オバマケア”を
  廃止し、別の仕組みに替える 」

「 ロシアとの関係を強化し”イスラム国”との戦いを
  有利に導く」
「 イスラム教徒は宗教集団。入国させない 」
「 一つの中国に異を唱える 」
「英国のEU離脱をたたえ、今後も離脱する国が出る」

貿  易・・日本と中国を標的
「 海外に工場を移し、アメリカ人の職を奪う企業は、
  多額の税を払うことになる 」
「メキシコに工場を移し、エアコンでも車でも好きなものを
   作ればいい・・米国に輸出するときは課税する 」

「アメリカは悪い取引ばかりして、貿易で多額の損失が
  出ている。中国、日本、メキシコと良い取引ができて
  いない。対日貿易赤字も問題だ 」

「中国はアメリカの雇用を奪い、経済で米国を食い物に
  している 」
「環太平洋経済連携協定(TPP)から離脱する」

軍  事
安保ただ乗りの日本に、在日米軍の撤退をちらつかせ
駐留経費の増額を求める。

「 日本も核武装すべきだ 」
「台湾との関係を強化し、中国の南シナ海海洋進出と
  軍事拠点化を抑止する 」

2017年01月22日

政治家の放言

■「ナチスの手口に学べ」

麻生副総理が講演で「憲法改正は慎重に
行うべき・・」と話している中に、
「ナチスの手口に学んではどうか」と言う下り
があり、マスコミは集中砲火を浴びせた。

多くの新聞社は「ナチスのように憲法を改正
しろ」と言った・・と大批判記事を書いた。

前後の話しを繋げば、「ずるいやり方で憲法
を変えてしまったナチスの失敗を見習い、
反面教師にして国民の納得する改正に
すべき」という意味だった。

又も、問題になりそうな個所だけを切り
取って、批判の記事を載せた。
一度間違った情報が流されると、 訂正は
難しい。誤解されたまま名誉は無視され、
誰もかばってくれない。


1467 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「政治家の放言」

「英国のEU離脱は賢い選択」と周りへの影響も考えず
、無責
任な発言で、世界のひんしゅくを買うトランプ氏

日本にも放言癖のある政治家がいる・・

麻生太郎
「学校で一番いじめられるヤツっていうのは、 
   喧嘩が弱い、勉強もできない、しかも貧しいヤツ」
「ナチスの手口に学べ」
「90になっても老後が心配とか、いつまで生きている
  つもりだ」

◎橋本徹(元大阪府知事)
「今の日本の政治に一番必要なのは独裁ですよ」

◎丸山和也
参議院議員(弁護士)
「今、米国は黒人が大統領になっている。
  黒人の血を引くね・・これは奴隷ですよ」

森  喜朗
「子どもを一人も作らず、自由気ままに生きてきた女性
  の老後の面倒を、税金でみるのはおかしい」
「あの子(浅田真央)
  大事なときには必ず転ぶんですよね」

田中真紀子(絶妙の人物評価)
・細田大臣に・・
「カレー食って下痢して顔が細くなったような人」
・麻生太郎に・・
「口の曲ったわけのわからないおっちょこちょい」
・安部晋三に・・
「種無しの西瓜に何がわかるというのですか」
・小泉総理に・・
「小泉さんが、煮干しの出がらしみたいな顔して
  靖国へ行くって言うから・・」
・小渕恵三に・・
「オブチさんがオダブツさんになっちゃった・・
  これも自業自得ですよ」

鳩山由紀夫
「日本列島は日本人だけの所有物じゃない」
「サラリーマンの平均年収は一千万円くらいですか」

中曽根康弘   「土人女を集め慰安所開設」

池田隼人
「中小企業の5人や10人自殺してもやむをえない」
「貧乏人は麦を食え」

フィリピン ドゥテルテ大統領
「麻薬密売人や凶悪犯は殺してやる・・待ってろ」

2017年01月25日

芸能・文化人の放言

1468 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「芸能・文化人の放言」

何事にも縛られず自由な発想を常とする芸能人は、
しばしば毒舌的で、ユーモラスで知的な放言をする。
大衆はそれを受け入れ、楽しみ、そして笑った。

・矢沢永吉
「お前がどんだけ良い大学を出、どんだけ良い会社に
就職しても、お前が一生かかって稼ぐ額は矢沢の2秒」

・志賀直哉
「日本語を廃止してフランス語を公用語にすべし」

・長嶋茂雄
「もし社会党が政権を取ったら野球ができなくなる」

・野村克也
「妬み、劣等感・・あいつらのおかげでこんな性格に
  なった。あいつらには負けねえ」

・勝慎太郎(パンツの中に隠したコカインを発見され)
「知らないうちに入っていた。もうパンツは穿かない」

・永六輔
「好きな仕事をしてだよ、それで金が貰えるなんて、
  そりゃないよ・・それじゃ、泥棒だよ」
「芸人というのは、人さまの余ったお金で生きている
  んだよ」

・堺正章
「安らぎが欲しくなる年が来るじゃない。だけど、家庭
  に安らぎはないね。嫌なんじゃないよ。いいんだけど、
  あれは安らぎじゃない・・あれは戦いの場だ」

2017年01月29日

38豪雪

          38豪雪2

1469 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「38豪雪」

今年の冬金沢に積もった雪は約10センチ、昔と比べ
たら信じられないくらい、降らないし積もらなくなった。

昭和56年の”56”豪雪を境に、30センチ以上積も
って除雪車が出動した年は数えるほど。
豪雪地と言われる北陸に雪が降らなくなったのです。

金沢の豪雪といえば、昭和38年の38豪雪でしょう。
その年私は21歳・・勤めていた会社を辞め、志も新た
に、東京に出ようと決めていた時です。

1月12日寒波がやってくる日の夕方、久しぶりに高校
の学友を訪ねて酒を酌み交わし、時間の経つのを忘れて
談笑した。
夕方、友人の家に向かう頃の積雪はまだ10センチ程。
夜も更け、12時頃友人の家を出て・・びっくり!
わずかの間に30センチを超える雪が積っていた。

風もない不気味に静まり返った夜空から、絶え間なく
雪が降ってくる。さらさらと砂時計の砂のように積って
いく・・うわぁ~寒波がやってきた。

その夜から猛烈な寒波が北陸を襲い、10日後の22日
には積雪1メートルを超え、鉄道も国道もすべて不通に
なった。
連日零℃を下回る猛烈な寒さで、市内は完全にマヒ。
繁華街の片町から犀川大橋に向かう、普段なら何でもな
いゆるやかな坂で、路面が凍って車がスリップ空回り。

降りしきる雪の中、懸命に車を押す人の帽子がパリパリ
に凍っていたのを記憶している。
27日ついに積雪181センチに。過去の観測記録を
更新した。市内はすっぽり雪に埋もれ、市民の活動は
停止し、混乱状態に陥った。

道路巾の狭い旧市街・・2度3度の屋根雪下ろしで一階
はすっぽり雪に埋まり、玄関まで穴をほって階段を作り
降りなければならなかった。

食料品店はすべてからっぽ・・食料不足に陥った。
水道管は凍って破裂し、断水。
凍り付く寒さの中、市民は雪かきに追われた。

困ったのは、いつもくみ取りに来るお百姓さんが来ず、
便所が汚物でいっぱいになった・・家庭用浄化槽がまだ
なかった時代です。

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