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幸せな人生 「老後の生きがいづくり」

■”し”の悩み
細かい字が読みにくいと、老眼鏡を取り出す夫。
夫に
「年をとると、””の付くものに悩むんだって・・
   視力、しみ、しわ、白髪 ・・ あ~やだ!」
それを聞いた夫 「脂肪を忘れていないか」
だって・・

■夫の性分
夫と居酒屋に出掛けた。
注文したサラダがくると・・夫が取り分けて
くれたが、よく見ると私の小皿はレタスばかり。

自分はキュウリやトマトなど、カラフルな盛りつけだ。
今さらだけど・・そういう人だったのね。



1459 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
幸せな人生 「老後の生きがいづくり」  

終戦直後、当時5歳だった私は、両親、祖母、そして
満州から引き揚げてきた叔父家族、合わせて13人、
四畳半の茶の間で、膝を寄せ合い
食事をした。

子どもの頃の私は大家族の中で育ち、一人で暮らした
ことがない。そして現在私は、子どもが自立し妻と二人
暮らし。
ふと、妻が先に逝って一人になったとしたら、「1人の
方が気楽」という人もいるが・・寂しいだろうね。

私は料理や洗濯はするが、部屋の片づけ・掃除
は苦手だ。
話し相手もなく、自分1人の食事を作って1人で食べる
生活は何とも味気ない。食欲も湧かないないだろう。

女性は一人になっても、家事や孫守りなどやることが
いっぱいある。家族から頼りにされ、寂しい思いをする
こともない。
身の周りのことは1人で出来るし、お金さえあれば
不自由なく、1人で生きていけるだろう。

母は、父が亡くなった後の15年間、趣味に明け暮れる
自由な日々を楽しんで、亡くなった。

一方、定年後の男性の多くは、しだいにしょぼくなっ

いく。そうならないためには、長く続けられる仕事を
持つか、 日々好きな趣味を楽しむことでしょう。

どちらも社会とつながり、人と交流の場が持て、
孤独にならずに済みます。
私は二十代の初め、近所の
碁会所で囲碁を習った。
今の私に囲碁は、なくてはならな
い趣味になっている。

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