■芳村思風「感性論哲学」
感性論哲学は、成功と幸せと健康の哲学です。
「人間らしく生きる」とは、心の底から湧いて
くる本音と実感・欲求・好奇心などの”感情”
溢れる「自己実現」の欲求を満たす生き方
をいいます。
自らの心を満たし、自らを納得させるものを
求め続け、人間として本当の生き方を求め
ていくところに、感性論哲学が目指す意味が
あるのです。
1451 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
幸せな人生 「神様と人間と動物」
人生の成功と幸せ、健康になるための実践哲学の創始者
芳村思風先生の「感性論哲学の世界」から・・
「神様と人間と動物の違い」について考えてみたいと
思います。
■「神様と人間」の違いは何か?
神様は完全です・・
嘘をついたり、物を盗んだりはしません。
一方、人間は不完全な生き物です。
人間は過ちを犯し、間違いをします。
人間は不完全です。誰にも長所と短所があります。
短所のない完璧な人間などいません。
どんな親しい間柄でも、長く付き合っていれば、
必ず気に入らないところが半分出てきます。
完全な人間は一人もいません。
自分にも短所があり、妻や友人、付き合う相手にも
必ず短所があります。
それを認めるなら、過ちを犯しても”許す心”が生まれ
ます。
不完全な人間が、自らの不全を棚に上げて、相手の過ち
を責め・とがめる姿は、傍から見るとこっけいです。
自らの不完全さに気づき、認めたとき、初めて「謙虚」
になれるのです。
自らの不完全性に気づかず「傲慢」になったとき、
人間は人間でなくなってしまう。
人間らしい人間とは、自らの短所を知った上で、それを
表に出さない努力をする人です・・それが”愛”です。
失敗を恐れて、最初から完璧を求めないことです。
長所だけでなく、短所や欠点も活かしていくことが
大切なのです。