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詩/子は親の鏡

「三つ子の魂百までも」

脳は、生まれてから三歳の頃までに最も
急速に発達します。
このわずか数年間の育児環境の良し悪しが、
脳の組織と機能に深く影響し、その後の
人格と一生を左右することになる。

例えば、夫婦喧嘩が絶えない家庭に
生まれた幼児は、怒鳴り合う声が幼児に
恐怖心を植え付ける。

そうした幼児期の体験がトラウマになって、
他人から怒鳴られたりすると、過覚醒反応
を起し、他人には些細なことでも、不安に
おびえて泣き出したり、暴力をふるう人間
になったりするのです。


1439 【心と体の健康】
「詩/子は親の鏡」  

「子は親の鏡」                ドロシー・ロー・ノルト

けなされて育つと   子どもは   人をけなすようになる

とげとげした家庭で育つと   子どもは   乱暴になる

不安な気持ちで育てると   子どもも不安になる

「かわいそうな子だ」と言って育てると  
子どもは みじめな気持になる

子どもを馬鹿にすると   引っ込みじあんな子になる

親が他人をうらやんでばかりいると
子どもも   人をうらやむようになる

叱りつけてばかりいると  
子どもは「自分は悪い子なんだ」と思ってしまう

励ましてあげれば  
子どもは   自信を持つようになる

広い心で接すれば   キレる子にはならない

誉めてあげれば   子どもは   明るい子に育つ

愛してあげれば  
子どもは ひとを愛することを学ぶ

認めてあげれば   子どもは   自分が好きになる

見つめてあげれば   子どもは   頑張り屋になる

分かち合うことを教えれば  子どもは 思いやりを学ぶ

親が正直であれば  
子どもは 正直であることの大切さを知る

子どもに公平であれば  
子どもは 正義感の強い子に育つ

やさしく思いやりを持って育てれば  
子どもは 優しい子に育つ

守ってあげれば   子どもは   強い子に育つ

和気あいあいとした家庭に育てば   子どもは  
この世はいいところだと思えるようになる


※ドロシー・ロー・ノルト(1924~2005
   ロサンゼルス生まれ。
   40代後半・英国国立聖職大学で博士号取得。
   四十年以上、家庭関係の授業や講演で、
   家庭教育や子育てを指導。

   著書「子どもが育つ魔法の言葉」は、
   22ヶ国語に翻訳され、ミリオンセラーに・・
   詩「子は親の鏡」は国境を越え、37ヶ国で
   翻訳され、世界中の人に愛された。

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