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死はこわくない/臨死体験

■臨死体験

母親の実家の長男が、内灘海岸で溺れた
ことがあった。 目が覚めたらベッドの上・・
二日後だった。

招かれるままに、きれいなお花畑を対岸
に向かって歩いていたら、後ろから大きな
声で呼び戻された・・ そして目がさめた。

お見舞いに行った私に、生死の境い目・
三途の川を渡ろうとしていた臨死体験を
語ってくれたのです。


1431 【心と体の健康】
「死はこわくない/臨死体験」

ノンフェクション作家の立花隆氏は、臨死体験を取材し
ながら、長年臨死体験のTV番組制作や、出版に関わ
って きた。
それに、自身の死生観をまとめた著書、文芸春秋
「死はこわくない」は、ガンなどで2度の大手術を乗り
越え、脳死問題や臨死体験など、死をテーマに、
75歳を迎えた心境をつづっている。

「臨死体験は”死後”の体験ではなく、 死に瀕した
脳の働きではないか・・死とは夢の世界に入っていく
・・ いい夢を見るような気持ちで死んでいける」

「臨死体験は、死の直前脳内で起きる幻覚である」
最新の脳科学により、その働きが浮かび上がってきた。

臨死体験をした人の多くが、体験中に”強い幸福感”を
感じるのは、死に瀕するときに、脳内の”辺縁系”と
呼ばれる部分が化学物質を大量に出すことによる。

また、体外離脱の感覚は、脳内の”側頭葉”が刺激を
受けたときに生じやすいという。

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[ 臨死体験 ]

〇 医師が「ご臨終です」と家族に告げている・・
    自分の死の宣告を聞いている。

〇 家族に囲まれ、ベッドに寝ている自分を・・ 
    高いところから見下ろしている。

〇 暗闇のトンネルを抜けると急に明るくなり、
     一面お花畑の中に降り立ち、先に亡くなった家族に
     出会う。

〇 生前親しかった人が手招きするままに三途の川を
     渡っていたら、後方から「戻ってこい」の声で我に
     返り、引き返したら目が覚めた。

〇 まぶしく輝く光の精が現れ、生か死か選択を迫る。

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