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アイデアの男トーマス・エジソン

1410 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「アイデアの男トーマス・エジソン」

エジソン40歳の時、今後やろうとして書き残した
アイデアの総数は110個・・
電気ピアノ、人工真珠、墨、透写する布、盲人用の
インクなど多岐に渡り、その全ての課題を100年
かけて取り組んだとしても、まだ足りないだろう・・。

その天才エジソン・・若き日の全財産を失う発明が、
生涯に渡る発明の礎になった。

16歳のとき、駅の電信技士になる。
電気が果たす可能性に強い関心を持ち、仕事の合間も、
寝る間も惜しんで実験に没頭した。

ところが、仕事より趣味を優先したことで会社をクビに
・・就職、解雇を繰り返して、流れ着いた先がボストン
だった。
紛糾する市議会を見て浮かんだアイデア「自動投票機」
全財産をつぎ込んで、議員が席を立たなくても投票・・
手元のYES、NOスイッチで自動集票できる機械を
発明した。
ところが、時間稼ぎの「牛歩戦術」が出来なくなると
・・全く売れず、無一文に。

エジソンはあきらめなかった・・ニューヨークで株を
売買する会社に就職。

そこで、電信技術にタイプライターを組み合わせた
アイデアが浮かび、「株式相場表示機」を発明して
大当たり。
この特許・・最大手の電信会社に、想定額をはるかに
上回る4万ドル(約2憶円)で譲渡した。

エジソンは悟った・・
「いくら優れたアイデアても、他人が欲しがらない技術
では、優れた発明品にはならない」ことを・・

夢をあきらめず、20世紀初頭の産業革命の波に乗った
エジソン・・発明家の道を歩み始めたのです。

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