■ロコモ体操
3ケ月続けると、腰痛が改善される
・基本の体操・・仰向けに寝る
(1)両ひざを両手で抱えて、胸に近づけていき、
10秒10回。
(2)両ひざを立てる。両手は床に付ける。
お尻を上げてていき、首からヒザまで背筋を
一直線にする。その姿勢で、両手を床から
離し、両脇に持ってくる。
(3)両手を丹田の上で組み、頭を起こして
ヘソを見る。
・応用体操
(4)仰向けに寝て、片方のヒザを曲げて、
足を床と平行の位置へ上げ、
外側へぐるりと回して下ろし、伸ばす。
次に、もう片方・・
(5)四つんばいになり、右足を伸ばして、
背筋を足先まで床と平行にして保つ。
その姿勢で左手を左脇に沿わせて伸ばす。
次に、左足を・・
(6)上半身を起こし、両足そろえて伸ばす。
骨盤を動かして、前進ずり、後退ずりを
繰り返す。
1406 【心と体の健康】
「姿勢を正しく」
妻から「背筋をシャンと伸ばして!猫背になっている」
と、時折注意されるようになった。
会社で長時間デスクワークしていると、知らないうちに
前かがみになり、首や背中が丸まった姿勢になっている。
パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ていると、
体だけでなく、目も疲れてくる・・悪い姿勢が、
首や肩こり、腰痛、疲れ目の原因になる。
人間の頭は体重の10%、腕は5%の重さがある・・
前かがみになると、その重さが背中や腰にかかり、
痛みや、こりとなって表れてくる。
正しい姿勢は・・両腕を脇に真っ直ぐ伸ばし、きおつけ
の姿勢で腰と背筋をピンと伸ばす・・スマホの画面を
正面で見ている状態だ。
身体は、お尻全体でバランスよく支えると、上半身の
負担がなくなる。
反対に悪い姿勢だと、体がねじれたり、背中や腰が
曲がって、背もたれの間に空間ができる・・
首を前に突き出す姿勢になり、首や肩に負担がかかり、
丸まった姿勢になる。
車の運転をする時や歩いている時、バスに乗り立ってい
る時など、前に出た首を起し、背筋を立てて美しい姿勢
を意識するようにする。
この時、肩甲骨を背中の中心に寄せて反らせ、胸を広げ
るストレッチをする・・警察官が直立して敬礼する時の
姿勢をイメージするといい。
丸太を抱きかかえるイメージで、背筋を真っ直ぐに伸ば
し、その後、肩と背中を反らせて、筋肉の緊張を緩める。
パソコンやスマホに向き合っていると、知らず知らず、
目と画面との距離が30センチ以下になり、目に負担が
かかってくる。
更に、画面から放たれる、「ブルーライト」と呼ばれる
青い色の光が、目に悪い影響を及ぼすことが、問題視
されるようになった。
この青い光が、まぶしさやちらつきの原因になり、
目の筋肉を疲れさせるのです。
何ごとも、過ぎたるはよくない・・
デスクワークでの悪い姿勢の時間を減らし、画面との
距離を保つよう心掛けている。