« 2016年06月 | メイン | 2016年08月 »

2016年07月 アーカイブ

2016年07月01日

政治家の不祥事



1402 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「政治家の不祥事」


甘利明・経済財政担当大臣や、舛添都知事の事件・・
政治家の不祥事が公になると、野党やマスコミの格好の
餌食にされ、身ぐるみ剥がされ、国民の前に大恥をさら
すことになる。

以下、OAK・TREE第365号からの抜粋です。

『不祥事の一連の流れを見ながら、日本の政治の未熟さ
というか、異常さを痛感せざるを得ない。
それは決して、事件を起こした政治家の金銭疑惑を否定
するものではない。
違法性があるならば、きちんと裁かれなければらない。
政治家は、金銭の問題で疑惑を持たれることのないよう
、最大の注意を払わなければならないのです。

ここで問題なのは、こうした不祥事が浮上すると、まるで
「鬼の首を取った」ようなはしゃぎぶりをする、政治家や
マスメディアの安直な振る舞いである。

これまで政治家が残してきた実績に対して、一定の評価
を加味した上で問題を論じ、対応すべき・・という論調
が 生まれてこないことです。

不思議に思うのは、国会における中心的課題は、当然の
ことながら、国家にとっての重要課題を論じ合い、それに
一定の結論を出して、国論を統一する役割である。

つまり、政策をめぐっての議論こそが、重視されるべき
であるにもかかわらず、政治家一個人のお金をめぐる
問題の方が、政策よりも重大な関心事になり、国民も
それを異常なことだと認識しないのは、何故なのかとい
うことである・・ 』

2016年07月02日

政治不信

1404 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「政治不信」

内閣府が昨年行った「現在の生活に対する満足度」調査
で、「満足している」と答えた人が70%に対して、
29%の人が「現状に不満足」と答えている。

その一方で「将来への見通し」を問う質問に対しては、
「今後良くなる」と答えた人が9%に対し、
「悪くなる」と答えた人は263%
「変わらない」と答えた人は627%でした。

この傾向は、この五年間ほとんど変わらないという。
つまり、現在の暮らしには満足しているが、将来に不安
を抱いている人が多いということです。

国は膨大な借金を返済をしていかなければならないし、
少子高齢化の比率が益々高まる中、社会保障費の増大に
伴う税金や、保険料の国民負担が増加していくのは目に
見えている。
社会保障制度も、いずれ破綻するかもしれない。
一人住まいの高齢者の約半数が・・母子家庭が・・
非正規雇用者が・・生活が困窮し食べていくのがやっと
の中で、将来の見通しなど立てようもない。

国民の多くが・・「何れは自分もそうなるのでは?」
との不安な気持ちを抑えきれず、モヤモヤしている。
将来を見通せないことへの強い不安感、焦りに似た気持
ちの表れです。

参議院選挙の最中、与野党とも目先の問題をめぐる非難
の応酬と権力争いに終始して、私たち国民がこの先どう
生きていけばいいのか・・
国民が納得する明確なビジョンが示されていない。

新聞に、今回の選挙の投票率が低いことを心配する記事
が載っていた。今の政治に期待が持てず、政治に対する
不信感が、無関心を助長しているのです。 
                                       o
AK・TREE第365号から

2016年07月04日

日本の山は素晴らしい

1405 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「日本の山は素晴らしい」

 
雄大なスイス・アルプスの夏山トレッキングは、最高に
素晴らしい。
山を訪れる人たちへのインフラや環境整備は、日本より
はるかに優れている。 

        010
例えばアルプス3大北壁のアイガー(3970m)
ふもとの駅を発車したケーブル電車が、アイガーの胎内
に掘られたトンネルを抜けて、3106mの終点駅へ・・
観光客を3千メートルの展望台まで運んでくれるのです。

        014 
そこから展望する、広大な氷河と銀世界のアルプスの
景観は、言いつくせない素晴らしさです。

        012
一方、日本の夏山の素晴らしさといえば、ふもとから
頂上に至るまでの変化を存分に楽しめることです

ふもとから緩やかな山道を、四季おりおりの景色を楽し
みながら登っていく。

六月は緑一色・・沢に残る残雪を踏み、雪解けの道沿い
には山菜が・・可憐な花々に出会うのも、山歩きの楽し
みの一つです。
生い茂る緑と、シラカバやブナの林の中を、沢づたいに
吊り橋を渡り、滝を眺めながらのトレッキング・・
日本にしかない魅力だろう。
                065

アルプスの山は、ふもとの村から壁のようにそそり立っ
ている。日本のように沢に沿って登る・・そんな楽しみ
方はできない。
更に日本の山の魅力を加えるなら、秋の紅葉と、
あちこちに点在する温泉だろう。自然に囲まれた露天
風呂につかっているときが、最高に幸せなのです。 

2016年07月08日

姿勢を正しく

■ロコモ体操
3ケ月続けると、腰痛が改善される
・基本の体操・・仰向けに寝る
(1)両ひざを両手で抱えて、胸に近づけていき、
     10秒10回。
(2)両ひざを立てる。両手は床に付ける。
     お尻を上げてていき、首からヒザまで背筋を
     一直線にする。その姿勢で、両手を床から
     離し、両脇に持ってくる。
(3)両手を丹田の上で組み、頭を起こして
      ヘソを見る。

・応用体操
(4)仰向けに寝て、片方のヒザを曲げて、
      足を床と平行の位置へ上げ、
      外側へぐるりと回して下ろし、伸ばす。
      次に、もう片方・・
(5)四つんばいになり、右足を伸ばして、
     背筋を足先まで床と平行にして保つ。
     その姿勢で左手を左脇に沿わせて伸ばす。
      次に、左足を・・
(6)上半身を起こし、両足そろえて伸ばす。 
     骨盤を動かして、前進ずり、後退ずりを
     繰り返す。


1406 【心と体の健康】
「姿勢を正しく」

妻から「背筋をシャンと伸ばして!猫背になっている」
と、時折注意されるようになった。
会社で長時間デスクワークしていると、知らないうちに
前かがみになり、首や背中が丸まった姿勢になっている。

パソコンやスマートフォンの画面を長時間見ていると、
体だけでなく、目も疲れてくる・・悪い姿勢が、
首や肩こり、腰痛、疲れ目の原因になる。

人間の頭は体重の10%、腕は5%の重さがある・・
前かがみになると、その重さが背中や腰にかかり、
痛みや、こりとなって表れてくる。

正しい姿勢は・・両腕を脇に真っ直ぐ伸ばし、きおつけ
の姿勢で腰と背筋をピンと伸ばす・・スマホの画面を
正面で見ている状態だ。

身体は、お尻全体でバランスよく支えると、上半身の
負担がなくなる。
反対に悪い姿勢だと、体がねじれたり、背中や腰が
曲がって、背もたれの間に空間ができる・・
首を前に突き出す姿勢になり、首や肩に負担がかかり、
丸まった姿勢になる。

車の運転をする時や歩いている時、バスに乗り立ってい
る時など、前に出た首を起し、背筋を立てて美しい姿勢
を意識するようにする。

この時、肩甲骨を背中の中心に寄せて反らせ、胸を広げ
るストレッチをする・・警察官が直立して敬礼する時の
姿勢をイメージするといい。

丸太を抱きかかえるイメージで、背筋を真っ直ぐに伸ば
し、その後、肩と背中を反らせて、筋肉の緊張を緩める。
パソコンやスマホに向き合っていると、知らず知らず、
目と画面との距離が30センチ以下になり、目に負担が
かかってくる。
更に、画面から放たれる、「ブルーライト」と呼ばれる
青い色の光が、目に悪い影響を及ぼすことが、問題視
されるようになった。
この青い光が、まぶしさやちらつきの原因になり、
目の筋肉を疲れさせるのです。

何ごとも、過ぎたるはよくない・・
デスクワークでの悪い姿勢の時間を減らし、画面との
距離を保つよう
心掛けている。

2016年07月10日

貝原益軒/十少十多の健康訓

「六中観」             安岡正篤

一. 死中有活
  
(死んだつもりで頑張りたい)

二. 苦中有楽
  
(苦労のないところに楽しみはない)

三. 忙中有閑
  
(忙しい人の方が人生をエンジョイしている)

四. 壺中有天
  
(現実の暮らしの中から創っていく別天地)

五. 意中有人
  
(理想的人物像を心の中に持っている)

六. 腹中有書
   (しっかりした哲学を腹の底に納めている)



1407 「心と体の健康」
賢者の名言
「貝原益軒/十少十多の健康訓」


下記1~10を、意識することなく、当り前にやれる
ようになれば、人生は喜びに満ちたものになるだろう。


一. 食うこと少なくして  噛むことを多くせよ

二. 乗ることを少なくして  歩くことを多くせよ

三. 着ること少なくして  浴びることを多くせよ

四. 悶ゆること少なくして  働くことを多くせよ

五. 怠けることを少なくして 学ぶことを多くせよ

六. 語ること少なくして  聴くことを多くせよ

七. 怒ること少なくして  笑うことを多くせよ

八. 言うこと少なくして  行うことを多くせよ

九. 取ることを少なくして  与えることを多くせよ

十. 責めること少なくして  誉めることを多くせよ

2016年07月27日

発明王トーマス・エジソン

1408 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「発明王トーマス・エジソン」

天才とは1%のひらめきと  99%の努力である
蓄音機、電話、白熱電球、扇風機、トースターやアイロ
ンなど、数多くの発明で現代に欠かせない技術の原点に
関わり、私達の暮らしを大きく変えた天才発明王
トーマス・エジソン・・

努力の人エジソン・・その天才を支えていたのは、
とてつもない「あきらめの悪さ」。
学歴は小学校を三か月で中退。厳しい失敗の連続・・
でも、前しか見ない! 成功するまであきらめない!

失敗なんかしていない! 10,000回うまく
いかない方法を見つけ出したではないか・・
あきらめることが失敗なんだ!
」と。

自動車王ヘンリー・フォードから、鉛蓄電池に代る高性
能バッテリーの開発を依頼されたときに、陽極と陰極に
どんな金属材料を使えばいいのか・・電解液にはどんな
液体を使えばいいのか・・膨大な組み合わせを一つ一つ
実験して確かめていった。

いくらやっても良い組み合わせが見つからず、膨大な
資金と労力が無駄になろうとしていた。

「この研究は失敗だ」とあきらめかけたとき、エジソン
は「失敗などではない。これほど多くの上手くいかない
組み合わせを見つけることが出来たのだから・・」
と答えたそうです。

そしてこんな言葉を残している。
ほとんど全ての人間は、もうこれ以上は無理だ、
不可能だとあきらめたとき、ヤル気をなくしてしまう・・
勝負はこれからだというときに・・

2016年07月29日

99%の努力、1%のひらめき

■稼ぐのが下手な人、上手い人

・万しか稼げない人は「即断即決」し、
億を稼ぐ人は「腑に落ちるまで待つ」

・稼げない人は「幹事になる」のを避け、
億を稼ぐ人は「率先して幹事をやる」

・稼げない人は「クレームの対処」に追われ、、
億を稼ぐ人は「クレームを改善に生かそう
  とする」
・稼げない人は「新しい事業には資金が
必要」と考え、億を稼ぐ人は「アイデアに 
出資」する
・稼げない人は「やりたいこと」から始め、
億を稼ぐ人は「出来ない」と言われた
ことから手をつける

・稼げない人は「気の合う人」とランチをし、
  億を稼ぐ人は「苦手な人」とランチを囲む



1409 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「99%の努力、1%のひらめき」

成功するまであきらめない!
「努力の人エジソン」と言われてきた。
しかし、エジソンが本当に言いたかったのは・・

「1%のとっても大切なひらめきがなければ、いくら
 
99%の努力をしても、それは無駄になってしまう」

ひらめきを実現するための仲間たちの努力を、無駄に
しないために、エジソンは何とか”ひらめき”をひねり
出そうと、奮闘していたのです。

エジソンは、1%の努力を実現するため、1887年に
「エジソン研究所」を設立した。
それはまるで巨大な工場・・最新の工作機械が置かれ、
5千人ものエンジニアが働いていた。

エジソンは膨大な仲間たちの努力のお蔭で、発明に集中
できたのです。
エジソンは、どんなささいなアイデアでも、発明の鍵に
なると信じ、ひらめきを書きとめていった。

なかなか正解にたどり着けず、時に行き詰まって苦悩
しても、エジソンは決してはあきらめなかった。
私は失敗などしていない。
ただ、うまくいかない方法を一万通り発見しただけだ


99%の努力を無駄にしないために、1%のひらめきを
生みだすことに全力を尽くしたエジソン・・
そこから「努力の前に、ひらめきが大切」という言葉が
生まれたのです。

私たちの最大の弱点は  あきらめることにある
成功するための最も確実な方法は、常にもう一回だけ
試してみることだ
」                  

2016年07月31日

アイデアの男トーマス・エジソン

1410 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「アイデアの男トーマス・エジソン」

エジソン40歳の時、今後やろうとして書き残した
アイデアの総数は110個・・
電気ピアノ、人工真珠、墨、透写する布、盲人用の
インクなど多岐に渡り、その全ての課題を100年
かけて取り組んだとしても、まだ足りないだろう・・。

その天才エジソン・・若き日の全財産を失う発明が、
生涯に渡る発明の礎になった。

16歳のとき、駅の電信技士になる。
電気が果たす可能性に強い関心を持ち、仕事の合間も、
寝る間も惜しんで実験に没頭した。

ところが、仕事より趣味を優先したことで会社をクビに
・・就職、解雇を繰り返して、流れ着いた先がボストン
だった。
紛糾する市議会を見て浮かんだアイデア「自動投票機」
全財産をつぎ込んで、議員が席を立たなくても投票・・
手元のYES、NOスイッチで自動集票できる機械を
発明した。
ところが、時間稼ぎの「牛歩戦術」が出来なくなると
・・全く売れず、無一文に。

エジソンはあきらめなかった・・ニューヨークで株を
売買する会社に就職。

そこで、電信技術にタイプライターを組み合わせた
アイデアが浮かび、「株式相場表示機」を発明して
大当たり。
この特許・・最大手の電信会社に、想定額をはるかに
上回る4万ドル(約2憶円)で譲渡した。

エジソンは悟った・・
「いくら優れたアイデアても、他人が欲しがらない技術
では、優れた発明品にはならない」ことを・・

夢をあきらめず、20世紀初頭の産業革命の波に乗った
エジソン・・発明家の道を歩み始めたのです。

メルマガ購読受付

このブログの記事をメルマガで定期的にお届け致します。

メルマガ購読のお申し込みはこちら >>

About 2016年07月

2016年07月にブログ「吉村外喜雄のなんだかんだ」に投稿されたすべてのエントリーです。過去のものから新しいものへ順番に並んでいます。

前のアーカイブは2016年06月です。

次のアーカイブは2016年08月です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36