■五月病
入社3か月・・社会人への第一歩が
スムーズに踏み出せず、辛抱できず
に退職してしまう社員さん・・
どうして辛抱できないのか。
つまらない下積みの仕事・・
「これ、何のため? こんなことをした
くてこの会社に入ったのでない」
自分はこの仕事に向いていないの
かも・・もう疲れた、将来が不安。
このままでは何も身に付かない・・
将来への不満が、不安がたまって
いく。
1396 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
幸せな人生 「今の仕事を天職と思え!」
会社を背負って立つ、よい人材を確保できたと喜んでい
た会社・・その新入社員が、入社後わずか数が月で会社
を辞めようかと迷っている・・
目の前の仕事から逃げたりしないことです。
嫌な部署に配属されても、喜んで引き受けることです。
「我慢しろ!」と言いたくなる・・
例えば、営業部に配属された・・営業が苦手だからと
逃げてはならない。苦手を克服する又とないチャンス
じゃないですか・・
このチャンスを逃したら、一生営業のできない人間で
終わってしまうかもしれません・・
26歳まで8年間、結核隔離病棟に入るなどして社会
から隔離されていた私・・
人より遅れて社会人になったことが劣等感になり、顔や
耳が真っ赤になる対人恐怖症に悩まされるようになった。
心の病、赤面症を克服したいと、大手住宅会社の営業
募集広告を見て、営業の世界に飛び込んだ私・・3年後
病は完治し、第一線で活躍する中間管理職になっていた。
配属された以上「この部署でプロになってやる」と腹を
くくることです。そこで経験を積み結果を出せば、
苦手が克服されて自信になる・・新しいチャンスが
拓けるきっかけになる。
花形部署は活気があってうらやましい。
しかし長い目で見れば、良かったかどうか分からない。
二十代に、社内で最も華やかな部署で活躍した人が、
その後も順調に出世するとは限らない。
大手電器メーカーの白物家電が、30年前は花形部署
だったように、将来ずっと会社をリードする部署のまま
とは言いきれないからです・・
「理念と経営/三千人の成功者に学ぶ」
日本マイクロソフト・樋口泰行 社長
ソニー・出井伸之 元社長