■日本からの文化流入禁止
日本の統治から解放され、独立した韓国、
約50年の間、自国文化を保護するためと、
日本の大衆文化、漫画や映画、音楽など、
韓国への流入を制限してきた。
韓国のテレビに、日本の娯楽番組や歌謡曲
などの放映を認めなかった。
1998年金大中大統領の代になって、
わずかだが。日本の大衆文化が受け入れ
られるようになった。
04年(平成14)に、一部条件付きで
日本のドラマの放映が解禁された。
しかし現在も「国民感情に配慮」して、 日本の
ドラマやバラエティ番組は規制されている。
1383 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
歴史から学ぶ
「日本から朝鮮へ文化伝播(2)」
日本が韓国を統治する目的の一つに、韓国人を日本人に
同化させることがあった・・
当時の西洋列強のように、植民地支配が目的ではなく、
明治維新に、日本が沖縄を併合したように・・
また1898年、米国がハワイを併合した例に習い、
朝鮮を日本に併合することだった。
ために、韓国に日本文化の移植を急ぐ必要があった。
1930年以降、日本と中国の戦争が拡大し、戦時体制
が強化されてからは、韓民族の文化は退けられ、 日本
文化と大和精神の押しつけが目立つようになった。
戦時体制下、日本が韓国に移植しようと努めた文化に、
天皇崇拝とナショナリズムの強要がある。
各地に神社が建てられ、参拝を強要した。
日本語を常用語とし、創氏改名を推し進めようといた。
韓国人は、これを素直に受け入れることができなかった。
民族の誇りを汚された韓国人は、強烈に反発・・
民族意識が高まっていった。
韓国人には、自国の民族・歴史と文化に強い自負心が
あり、一部の知識人には日本と日本人に対して、民族的
優越感があった。
日本文化の移植を強制すればするほど、韓国人の反発と
抵抗を招くことは、必然だったのです。