1379 【心と体の健康】
「1日に必要な睡眠時間は?」
「春眠暁を覚えず」 朝目覚めて、しばらく布団の中で
うとうとしていたい今日この頃・・
1日の睡眠時間は「8時間」というのが一般的ですが、
NHKの調査によれば、日本人の平均睡眠時間は7時間
20分。
睡眠時間には個人差があり、平均より短いから不健康とは
言いきれないのです。3~4時間寝れば十分の人も
いれば、9時間寝ないとすっきりしない人もいます。
睡眠時間は長さより質です・・目覚めがスッキリして、
ぐっすり眠れたという満足感が得られたら、それでいい
のです。
長寿の人の睡眠時間は平均6時間半でした。
毎日8時間しっかり寝ている人より健康なことが、
調査の結果分かったのです。
日本人100人の内、睡眠時間が3時間あれば十分と
いう人が7~8人いる。芸能人では、明石家さんま、
上戸彩、みのもんたなどがそうです。
カリフォルニア大では、こうした人たちの遺伝子を調べ
る研究を行っていて、遺伝子に共通した突然変異が見ら
れることを発見した。
睡眠中の脳の疲労回復を、普通の人より短い時間で済ま
せることができる「DEC2」と呼ばれる遺伝子が関わって
いるのです。
睡眠は2種類あります。
浅い眠りは、昼の間に脳に吸収した情報を、整理したり
、身体を休息させます。
深い眠りは、脳を休息させ、身体の疲労を回復させる
成長ホルモンを分泌します。
一晩の睡眠で、浅い眠りと深い眠りを1セットに90分
で、数回繰り返しします。
この90分のサイクル・・3時間、4時間半、6時間、
7時間半・・その時間の区切りに起きると目覚めが良く
、スッキリ起きることができるのです。