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寓話 「頑張る木こり」

自 戒

・「つらいこと」が多いのは

          感謝を知らないからだ


・「苦しいこと」が多いのは

          自分に甘えがあるからだ

・「悲しいこと」が多いのは

          自分のことしか分からないからだ


・「心配すること」が多いのは

           今を懸命に生きていないからだ


・「行きづまり」が多いのは

          自分が裸になれないからだ



1344 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

~寓話~ 「頑張る木こり」


♪昔々、1人の木こりが材木屋に仕事を探しに行った。
給金がよく、仕事の条件もよかったので、木こりは
材木
屋で働くことにした。

最初の日、親方は木こりに斧を手渡し、森の一角を
割り
当てた。
男はやる気満々で森に入り、その日1日で18本の木を

切り倒した。

親方は「よくやったな!この調子で頼むぞ」と喜んで
れた。

翌朝、誰よりも早く起きて森に向かった。
その日は、努力もむなしく15本が精一杯だった。
「つかれているからだ・・」と木こり・・

その日は日が暮れるとともに寝ることにした。


夜が明けると、「今日こそ18本を超えてやるぞ!」と、

決意も新たに家を出た。
ところが18本どころか、その半分も切り倒せなかった。

次の日は七本・・そのまた次の日は五本・・
ついには、一日が終わる頃になっても、2本目の木と

格闘していた。

叱られるに違いない・・「今日も精一杯やりました」と

ビクビクしながら親方に報告した。


親方は木こりに尋ねた

「最後に斧を研いだのはいつだ?」
木こり「斧を研ぐ? 木を切るのが精一杯で・・

          研いでいる時間などありゃしなかったよ」


私たちにも当てはまる寓話です・・

日々忙しく仕事に追われ、スタッフは疲労困ぱい・・

にもかかわらず業績は悪化の一途・・

そんな姿を皮肉っているのです。
私たちにとっての「斧」とは、一体何を指すのでしょう

か?

                        理念と経営「古永泰夫・オンリーワン経営」

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