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一番ホールに立って

ゴルフとマナー


パートナーに気を配れ!

いかなる局面に遭遇しようとも

己の有利に振る舞ってはならない

それがゴルフである


何があろうとクサってはならない

言い訳は天下の恥なり・・

ゴルフのマナーは人の基本


ゴルフが紳士淑女のゲームと思うのは

早計・・
ゴルフが、紳士淑女を育てるのです


         ゴルフエッセイスト/夏坂 健



1320 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「一番ホールに立って」


一番ホール・・みんなが見ている前での最初のティショ

ットは、プレッシャーがかかります。


最も長いクラブで、遠くへ飛ばすのが目的のドライバー

を最初に振るわけですから、力も入るし緊張もします。

緊張は背中や手首の筋肉を固くし、腰も思うように
回っ てくれません。
プレッシャーに負けないためには、素振りで緊張を
ほぐ
し、リラックスさせなければなりません。


私の最初の出玉は、目標より左に飛んでいくことが多い。
ドローであれフェードであれ、いつもの球筋ならそれで

いいじゃないか・・思った通り心地よく曲がっていく。


曲がっていく方向を想定して、打ち出す方向を決める。
リラックスしてスイングすれば、きっと上手くいくはず・・

ところが、そんな状態の時に限って、真っ直ぐ曲がらず
飛んでいって、危なくOB!
真っ直ぐ飛んだときの落としどころも、想定しておかね
ばならない。

3番ホールまで来て、まだうまく打てず悩んでいるなら

・・それは「フルスイングのリズム感」が掴めていない

証拠。

スタート前に素振りをしっかりやって、一番必要な
フル スイングの”リズム感”を掴んでおくことです。

芯に当たらない!うまく飛ばないからと、つい当てに
いってしまう・・自分では振っているつもりでも、
腰が回っていなく、振れていないのです。


失敗の原因が分かるから、次に同じ失敗をしなくなる。
そうして、ラウンドしながら体を作り、リズム感を
養っ
ていく・・

ゴルフは一に忍耐、二に忍耐・・悪い結果を引きずり
キレているようでは、ゴルフになりません。


                                        「坂田信弘のゴルフ心理学」より

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