■ゲームは一日一時間まで!
オックスフォード大学の研究チームが、
10~15歳の子ども5千人を対称に行った調査に
よれば・・
一日のゲーム時間が1時間以内の子供は、
生活への満足度が高く、社交的で、友達とゲーム
を楽しんでいる時間が、最も幸福感や一体感を
感じているという。
一時間以上プレーする子供は、落ち着きがなく
なり、ゲームをした後注意力が散漫に なるという。
1281 【心と体の健康】 「言葉の暴力」
医大の調査によれば、幼児期の環境の良し悪しが、脳の組織と機能、発達に深く影響し、その後の人格や一生を左右し、支配するようになる。
夕食時、子どもが家族と一緒に見るテレビ・・
子どもには「知らなくてもよい大人の世界・・世の中の愚かで欺瞞に満ちた負の部分」を見せることになる。
毎日報道される世の中の醜さ・・4~5才の頃に、なんとなく分かるようになり、小学校に入る頃には大方分かってしまう。テレビは人を選んでくれないのです。
テレビ局は、視聴率を気にするあまり、総じて低劣・興味本位の番組を作ろうとする。映画やテレビ、ゲームにあふれる暴力や殺人・・
「正義のため、悪を退治するためと、振るわれる暴力」
子どもの潜在意識の中に、暴力肯定の空気が無意識にすり込まれていく。
今年の3月、川崎市で18歳の少年とその仲間数人による、中1少年殺人・死体遺棄事件が記憶に新しい。
友達との間のトラブルから、ストレスが許容量を超えて噴出。
独善的正義感から少年を攻撃・・暴力を振るい、取り返しのつかない事件を引き起こしてしまった。
そんな時に発せられる言葉の暴力・・
「うざっ!」「意味ね~じゃん」 「むかつく~」
子供たちの間でポンポン発せられる言葉の暴力。
こうした攻撃的・負の言葉が、口癖のように発せられたら・・相手のマイナスの感情がどんどん膨らみ、悲しい気持ちになり、落ち込んでいくだろう。
言っている本人が、逆に友達から「ウザ~ィ」って言われたら、どう思うだろう? 言葉の乱れは深刻な問題です。
童話館グループ/川端 強