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2015年05月 アーカイブ

2015年05月02日

高齢者のロコモ対策

脊柱管狭窄症と坐骨神経痛が治った

 

一昨年秋の寒い日、パターの練習をした直後、
突然猛烈に足がしびれ、歩行不能に陥った。
レントゲンで、脊柱管狭窄症と坐骨神経痛の

合併症と診断された。
治療には手術があるが、手術をしても完治の

保証はないと、先生・・


それから四か月、背骨を伸ばし、プールに通

って毎日約1.5キロ泳ぎ、背筋を鍛え、全身を
若返えらせた。

天気の良い日は、サイクリングで遠出・・

背筋を伸ばし、下半身を鍛えた。
背骨を伸ばす健康器具も買った。

4か月後みごと完治・・昨年3月からゴルフ
再開。一年後の現在、再発していない。



1273  【心と体の健康】   「高齢者のロコモ対策」

高齢になると、運動量が減ると共に、食事の量も減ってくる。
「健康寿命」を阻害する要因には、「生活習慣病」と、足腰が弱くなる
「ロコモ(運動機能の低下)」がある。
生活習慣病は、生活習慣を改善すれば予防・回復できる。
同様に「ロコモ」も、足腰を鍛えれれば予防できる。


身体の運動器の中で”筋肉”は、衰えに気づかず、痛みも感じません。
年をとって、歩行に不自由を感じるようになり、何かにつながらないと

立ち上がれないことに気づいた時、筋肉は既に衰えているのです。


筋肉の衰えは運動不足が原因です・・毎朝20分間ウオーキングするだけで、筋肉の衰えを10~15%減らすことができます。
厚労省は「+10(プラス・テン)から始めよう!」と、10分間余分に体を動かすことを
奨励している。


現在、腰やヒザが痛いとか、筋肉の衰えが気になる人は、テレビを見ながらストレッチするなど、立ったり、歩いたりする機能を鍛えてやるといい。私はゴルフを楽しみながら歩いている。


立ちっ放しの仕事で腰が痛い人は、背中を曲げる運動がいい。
猫背の人や、介護の仕事、座って仕事をしている人は、反り返る運動をするといしい。
ヒザが痛い人は、足を伸ばし、足に紐を掛けて、かかとを10センチ持ち上げる運動をすると効果があり、痛みも薄れる。

太モモの筋肉の衰えが原因で、膝が痛む人が多い・・ 腹部から下の筋肉をストレッチすれば効果が現れます。
運動をすると血管が開き、血流が良くなり、痛みが取れます。


毎日外に出て1時間歩くとか、ヨガ教室やスポーツジムに月謝を払って通わないと効果がないと、大げさに考えるから続かないのです。

「+10」程度の運動なら、テレビを見ながら、お部屋の掃除をしながらでもやれます。

ゴルフやトレッキング、サイクリングなど、月に1~2度趣味仲間と楽しい一日を過ごす・・それが一番効果があり、長続きするのです。


                       国立健康・栄養研究所/宮地元彦

2015年05月05日

ロコモと関節の病気

「ロコモ」という聞きなれない病気・・2014年3月20日 1159号
『食と健康/「ロコモは恐い病気』で取り上げている。



1274  【食と健康】  
「ロコモと関節の病気」


四月は、じくじく雨の多い日が続いた。気圧や気温が下がり、

湿度が上がる季節になると、腰痛や関節痛を訴える人が多くなります。


介護を必要とする高齢者は、認知症や脳血管障害など、脳の病気が
原因の年寄に多いように思われがちです。

実際、一番多いのは「骨、関節、筋肉、神経」・・この四つの運動器に
いずれかの障害を持った人です。

老齢になって、この四つの組織のバランスが崩れると、内臓疾患を
含め、 体のあちこちに障害が起きてきます。

関節の病気とか、転倒による骨折れなどが原因で、寝たきりになる頻度が高まるのです。


関節は「あご・肩・ひじ・手首・指・股関節・膝・足首」などにあり、
各部位で様々な痛みが生じます。

とくに気をつけたい病気は「膝関節」・・膝関節は、人体で最も大きな
関節で、日常生活の立ち座り、歩行、階段昇降などに重要な役割を
します。
年齢を重ねるにつれ、全身の体重を支える膝関節のクッションの役割をする軟骨がすり減り、体重がかかるたびに骨同士がこすれ合って、
痛みが生ずるのです。


一般的には「変形性膝関節症」と「慢性関節リュウマチ」があり、
関節に水が溜まって痛みが続くこともあります。
そして、スポーツの怪我に多く見られる「半月板損傷」・・
この3つが膝の三大病といわれています。

変形性膝関節症の主な症状
・朝起きたときや動き始めに膝がこわばる、動きにくい
・正座すると痛む ・膝に水が溜まる

・立ち上がるとき、階段を上がり下りするときに痛む

・痛みが続き、膝に腫れや熱感がある                      

関節リュウマチの主な症状

・小さな関節から全身の大きな関節へ痛みが広がっていく
・関節が腫れ、水が溜まる

・関節の骨が破壊することもある


無菌性骨壊死の主な症状

・関節が腫れ、水を抜いてもすぐ腫れてくる

・夜間、寝ていても痛い

・初期症状はレントゲンで分からず、骨がつぶれ徐々に変形していく


半月板損傷の主な症状

・膝に痛みやひっかかりを感じる

・関節液がたまることもある

                                               大阪府済生会中央病院/整形外科

2015年05月09日

ことば遊び 「落語・雛鍔(ひなつば)」

「金銭感覚」江戸と上方の違い


落語には、寝言にまで「金をくれ」という、

江戸っ子の風上にもおけない強欲な守銭奴が

登場したりするが、人口の七割が武士の江戸
は、金銭には淡泊でやせ我慢をする清貧な町。


江戸とは対照的なのが商都/大阪・・
金銭万能「雛鍔」にある良家の子どもが、
お金を知らないという、金銭を卑しむ思想は、
いくら落語でも、上方では通用しません。



1275 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

ことば遊び 「落語・雛鍔(ひなつば)」


落語のネタで、悪ガキが登場する噺は「真田小僧」「初天神」
「佐々木政談」など・・いずれも大人の上をいく、度の過ぎたいたずらや
マセぶりが、笑を誘うのです・・


♪植木屋が、大きな武家屋敷で仕事中、一服やっていると・・
若様が庭に出てきて、泉水の傍に落ちていた穴あきの四文銭を拾って、 お付きの三太夫に「これは何か?」と尋ねる。
『いっこうに存じません』


「丸くって四角な穴があいているが、文字の形があるから、
  古いお雛さまの刀の
鍔ではないか?」
『卑しいモノでございます・・お取り捨て遊ばしますよう』

「さようか」と若様、ポ~ンと投げ捨てて行ってしまった。


これを見ていた植木屋、驚いて聞いてみると、 若様は今年ご八歳に
なられるが、高貴なお方には、汚らわしい銭のことは教えないという。

ウチの悪餓鬼も同い歳だが、始終「銭をくれ」とまとわりつくのとは
えらい違いだ
と、つくづく感心した植木屋・・

これまでは、銭をやらないとかえって卑しい了見になって、
悪いことでもしないかと心配で・・ついせがまれるままに与えていたが、 この考え改めなければ・・
と思いながら家に帰った。


女房に「これこれ、しかじか・・」と話をし、「氏より育ち」と横丁の隠居が言うが・・てめえの育て方が悪いから、せがれはだんだん悪くなると・・
愚痴をこぼす。


それをちゃっかり後ろで聞いていた悪餓鬼・・待ってましたとばかり、
「遊びに行くから銭おくれよ」
ためにならねえから、銭はやらねえと言うと、
「くれなきゃ、糖味噌ん中に小便するぞ」と親を脅す。


しかると「や~い、よそ行って威張れねえもんだから、
子供を捕まえて威張ってやがら・・大家さんが来ると震えているくせに」と、手がつけられない。

そこへ、お店の番頭が、遅れている仕事の催促にやってきた。

茶を出して言い訳していると、外へ逃げていった悪餓鬼が
いつの間にか戻ってきて・・「こんなも~のひ~ろった」とうるさい。


穴空き銭を振りかざして・・
「何だろうな、おとっつぁん・・真ん中に四角い穴が
空いていて、
字が書いてある・・あたい、お雛様の刀の鍔だと想うけ ど」


これを聞いた番頭、『店の坊ちゃんでも銭を使うことはご存じだが、
おまえさんのとこの子は、銭を知らないのかい?』と感心する。

女房が屋敷奉公していたので、ためにならない銭は持たさないと、
苦しまぎれに嘘をつくと・・

『栴檀(せんだん)は双葉より芳し、末頼もしい子を持って幸せだ・・
いくつだい?』

父親「へえ、おん歳”ご八歳”に相なります」

『”ご八歳”はよかった・・坊や、おじさんが銭・・といっても知らないか・・
  うん、銭はためにならない。おじさんが好きなものを買ってあげよう・・

  何がいい?』

父親「 どうもありがとう存じます・・やい、喜べ、
あれ!拾った銭をまだ持ってやがる
・・汚ねえから捨てっちまえ」


「やだい・・これで芋を買うんだ」

2015年05月13日

福沢諭吉の人生論

福沢諭吉のエピソード

1860年米国から帰国した福沢諭吉は、
日本に上陸した直後の浜辺で、 出迎えの
木村摂津守の家来に・・
「何か日本に変わったことはないか」と尋ねた。

家来は顔色を変えて「イヤあ・・あったとも
あったとも・・大変なことがあった」と言う。
福沢はそれを押しとどめて・・

「言うてくれるな・・当ててみせよう・・何でも
これは水戸の浪人が、井伊様の邸に暴れ
込んだというような・・そんな事ではないか?」

と、桜田門外の変を正確に言い当て、
家来を驚かせたという。



1276 【心と体の健康】
「福沢諭吉の人生論」


人生本来  戯れと知りながら

  この一場の戯れを  戯れとせずして  努力せよ』
                                                                福沢諭吉「福翁百話」

『 宇宙にわが地球の存在するは、大海に浮かぶ芥子(けし)の

  一粒と言うも、中々おろかなり。

  人間と称する動物は、この芥子粒の上に生まれ、
  また死する
ものにして、生まれて、その生まるるゆえんを知らず、
  死して、
その死するゆえんを知らず・・

  よって来たる所を知らず、去ってゆく所を知らず・・
  五・六尺の
身体、わずか百年の寿命も得難し。

  塵のごとく、ほこりのごとく、溜水に浮沈するボウフラのごとし・・

  カゲロウは、朝(あした)に生まれて、夕(ゆうべ)に死すといえ

  ども、人間の寿命と差したる相違あらず・・(中略)

  一秒一時の遅れば、日月も小なり・・地球も微なり。

  まして人間のごとき無知無力、見る影もなきウジ虫同様の

  小動物にして、石火電光の瞬間、偶然この世に呼吸眠食し、

  喜怒哀楽の一夢中・・たちまち消えて痕跡もなし。

  しかるに、かの凡俗の俗世界に貴賎貧富、栄枯盛衰などとて
  孜々(しし)経営して、心身を労するその有様は、一寸先に何が
  起こる
かも知らず、おかしくもまた浅ましき次第なれども、
  すでにこの世に
生まれ出たる上は、うじ虫ながらも
 
相応の覚悟なきを得ず。すなわち、その覚悟とは何ぞや・・

  人生本来戯れと知りながら、この一場の戯れを戯れとせずして、
  あたかも真面目に勤め、貧苦を去って富楽に志し、同類の邪魔
  せずして自ら安楽を求め、五十、七十の寿命も
永きものと思うて、

  父母に仕え、夫婦相親しみ、子孫の計をなし、また世の中の
公益
を計り、生涯一点の過失なからんことに心がけることこそ、
  うじ虫の
本分なれ・・(中略)

  ただ戯れと知りつつ戯れるは、心安くして戯れの極端に走る

  ことなきのみか、時には俗世界百戯の中に雑居して、
  ひとり
戯れざるもまた可なり。

  人間の安心法は、およそこの辺りにありて、大きな過ちなかるべし 』


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一度や二度読んだくらいで、言葉の意味を理解できるはずもなく・・
繰り返えし読むうちに、福沢翁が言わんとする人生の奥深さが見えて
くる ・・
人生はかげろうのようなもの。

この一夜の夢のごとき人生を、 孜々として勤めるのか、
全く酔生夢死のようにして過ごすか・・

人生は、努力したから・・蓄積されたからと、結果が出るものでもない。

そういう不確かなものだから、一場の戯れだと知れ・・
しかし、一場の戯れであっても、努力を怠ってはならない!
努力して報われなかったからといって、苦悩するな・・
本来、人生は戯れじゃないか・・

福沢諭吉の人生論は、相反する相対論を、二元論的に展開していくの
です。

2015年05月16日

日本人のアイデンティティ「日本人の心」

大きな夢に向かい努力しよう

宇宙を飛ぶ夢を実現した向井千秋さん・・


私の人生、どんなことをしたって、小さい
冷蔵庫を買うくらいだろう・・
だから、大きい冷蔵庫の写真なんか見るな!
夢も見るなって・・
でも、いつか大きい冷蔵庫を買おうと思って
努力する・・それが大事なんだよね!
夢を膨らまし、物事を前向きに肯定的に見る

のに、お金がかかるわけじゃなし・・


最初から、自分はこの程度の人間と、否定し

てかかれば、結局はしがない人生に終わって

しまうだろう。
やってみたいことがあったら、語尾を”肯定的”
言葉に変えてみるだけで、人の気持ちは随分
変わるんだよね・・



1277 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

日本人のアイデンティティ 「日本人の心」


連休が明け、新入社員の5月病が気になる季節になりました。

今は昔と違って、折角難関をくぐり抜けて入社しても、「自分の思って

いた仕事ではない」とか、「自分が希望する部署に配属されなかった」
などの理由で簡単に辞めていく・・


人生において、一つの事をやり続けるのは難しい・・仕事でも趣味でも、

その道を極めるまで我慢し、修業を積み重ねることが出来る人はほんの一握り・・昔から見れば少なくなってきている。


昔は「錦を飾るまで、田舎には帰らない」と踏みとどまったが、
今は仕事が辛い
と直ぐに辞めて諦めてしまう。
生まれたときから豊かに育って
、辛いことには耐えられないのです。


私が社会に出た頃は、「仕事や技術を身につけたいなら、見て学び、

盗み取れ・・教えてもらおうなんて思うな!」と言われたものです。
そうしたことが当り前の職場で、師弟の信頼関係が育まれたのです。

昔の人の考え方は、本気で食らいついて学ぼうとする人しか拾い上げ
なかった。今はそれが通用しない・・叱ったりすると直ぐ辞めていく。

教える側が、一から十まで事細かに親切丁寧に教えてやらないと、
学ぼうとしないし、育たないのです・・
「甘ったれるのもいい加減にしろ!」と言いたいのをこらえ、
習う者より教える側が我慢をし、努力しなければならい時代なのです。


若者に仕事や技術を教える前に、世の中「1人では生きていけない」ことを教えていか
なければならない。家族や同僚・先輩・上司・・沢山の人が自分と深く関わり、人生の幸不幸に関わっていることに気づかせ、
「感謝の心」を育んでいく・・

仕事を教える前に、若者の心を育てることが優先するのです。


他人への思いやりを大切にする「おもてなしの心」は、日本人の伝統的文化です。

片寄りのない心、こだわりのない心、とらわれのない心などと

いった日本人の精神を教え、相手を許す広い心を育んでいかなければならない。

現在の豊かな日本は、先人たちの努力の積み重ねで築き上げられてきたことを、決して忘れてはならないのです。
                                                                                  「薬師寺 山田法胤」

2015年05月20日

新・呼吸法

座禅は呼吸法


座禅を組んで、まず背筋を真っ直ぐ伸ばし、
丹田に意識を集中し、自然な息づかいで腹式

呼吸をする。座禅は呼吸法だと思えばいい・・


吸った息を下腹部に下ろし、静かに長く鼻か

ら吐く・・吸うときは薄く目を開け、吐くときに

目をつむる。そうしてお寺の静寂の中に身を

ゆだねる。

丹田呼吸が無意識にやれるようになると、

セトロニンという神経伝達物質が脳内に満ち

てくる・・心穏やかになり、落ち着いてきます。


座禅の最中”無”になろうとするが、雑念は
次々湧いてくる・・止められない。
そうなら雑念に囚われないようにすればよい。

自分の吸う息吐く息に集中し、呼吸の数を数

える・・すると、頭の中の妄想に取りつかれな

くなってくる。

忘れたころにまた次々出てくるので、自分の

呼吸に意識を集中します。

そうした呼吸を取り立てて意識することなく、

無意識にやれれば、本物でしょう・・



1278 【心と体の健康】 「新・呼吸法」


世の中には様々な呼吸法があります。
深呼吸、腹式呼吸法、丹田呼吸、ヨガ呼吸、水泳呼吸法、
潜水時の
呼吸法など、様々な呼吸法が思い浮かびます。

大切なのは、自分に合った呼吸法を知り、採り入れることです。


本来呼吸は無意識の中で行われるもの・・取り立てて意識をして
やるものではない。

ただ基本として、息を吸うときは鼻でスゥ~と吸つてお腹を膨らませ、
口からゆっくり吐き切った惰性で、また息をゆっくり吸い込んでいく。


吸うこと以上に吐くことが大事です・・細く長くゆったりと息を吐きます。

吸って吐く・・その単純な繰り返しです・・座禅の時は、意識を吸って吐くに集中し、頭をからっぽ、無の状態にしていきます。


ここで、最近私が取り入れた呼吸法があるので、紹介します・・
1:4:2の呼吸法」というものです。
まず5秒間息を吸い続けます・・
これを1単位として、次いで5×4=20秒間息を止めます。

その後5×2=10秒間で、お腹の皮がくっつくまで息を吐ききります。


この呼吸法の利点は、長時間息を止めることによって、身体の隅々まで酸素を送り届けることができることです。

毎日朝起きたときと、夜寝る前の2回、薄く目を閉じて座禅を組みます・・習慣になれば、健康な身体を維持する上で、大変プラスになります。

2015年05月23日

テレビゲーム・子どもへの影響

スマホ時代

高校生がどっと電車に乗り込んできた・・
にぎやかになると思ったら・・人声がしない。
みな携帯を手に指先をせわしく動かしている。

メールをする者、ゲームに熱中する者。

金沢の郊外、電車内での風景です。
横一列に並んで携帯に集中する姿・・
異様に感じたのは私だけでしょうか?

携帯スマホの普及率は・・小学生37%、
中学生65%、高校生は97%
メールやゲームと、今や生活必需品です。
女子高生は1日平均”7時間”スマホを開い
ているという・・エッ、ホント?


1280 【心と体の健康】
「テレビゲーム・子どもへの影響」

携帯スマホやiPhoneを所持する子供が増えている・・持っていない子は肩身が狭い。
私の小二の外孫・・任天堂ゲーム機を祖父から、アイパッドを父親に買ってもらい、学校から帰るやゲームに熱中・・宿題もせずゲームに
没頭するので、二つとも取り上げたら・・今度は、母親のパソコンで遊び始めた。
テレビゲームが「子どもの成長に悪影響を与える」と、指摘されるようになって久しい。暴力性、社会に不適応、学力・体力、そして視力の低下など、様々な悪影響が心配される。


ゲームの暴力・殺傷シーンに、夢中になって遊ぶ子どもたち・・
しだいに慣れっこになり、ゲームと現実の区別がつかなくなる。
中高生が殺傷沙汰を起し、世間を騒がせる事件が多発するのは、

ゲームの影響でしょうか?
私が十代の頃には考えられなかった現象です。


1人長時間ゲームに集中していると、人間関係や人との交わりが苦手になってくる。
トラブルを解決出来ず、「引きこもり」や「不登校」などの社会不適応状態に陥っていく。


しかし、テレビゲームは友達間のコミュニケーションを良好にする一面もある。
ゲーム機を持たない子は、友達の輪の中に入れてもらえず、
孤立することも・・
本をまったく読まない若者が増え、問題になっている・・
多くの時間をゲームに費やせば、勉強や読書などの知的活動時間が
失われ、学力の低下を招くことになる。


ゲームに没頭していると、大脳の「前頭前野」の活動が著しく低下する「ゲーム脳」も、問題になっている。

前頭前野は、創造力や社会性を支え、様々な情報を処理する日常生活には欠かせない大切な部位です。活動が低下すれば、社会に適応出来ない偏った人間になるおそれがあると、専門医は心配するのです。


また「視力と体力」の低下も心配です。長時間ゲーム画面を直視することで、
眼精疲労や視力低下になり、
屋外で遊ばなくなることで、骨格や 筋肉、運動神経の
発達が遅れ、
身体能力の低下や肥満、ケガや病気に弱い体質になることが懸念
されるのです。

2015年05月26日

儲からない会社に見られる悪弊

人生はオールを漕いでいるようなもの


人生を川の流れに例えると、私たちはボートに乗って、

必死にオールを漕いでいるようなもの・・
ボートは背中の方向に進むので、漕いできた過去は
はっきりと見ることができる。しかし、これから進もうと
する未来は、直視することができません。

私たちは、見えない未来 (目標) に向かってオールを
漕いでいるのです。
現在という変化する川の流れの中を、これまで培って
きた知識や技術、経験や勘を頼りに、オールを漕いで
いるのです。

激流で目標を見失いかけても、失望したり 悲観する
ことなく、常に希望をもって休むことなく漕ぎ続ける

ことです。自身の生命力が旺盛であれば、激流を

乗り越えることができるでしょう。



1279 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

「儲からない会社に見られる悪弊」


日本人は「相手の気持ちを害してはならない・・」との配慮から、
はっきり「ノー」と言うのを避ける傾向があります。 相手を傷つけない
巧妙な言い回しで、良好な人間関係を保とうとするのです。


ノーと言わない日本人・・日本人が断るときの常套句は
「それは・・難しいかも」

大方の日本人は、即座に”断られた”と判断するだろう。

だがアメリカのビジネスマン・・初めの頃は「難しいが・・望みはある」
と前向きに受け取っていた。

日本人が「難しくて・・できません」と、遠回しに「ノー」と言っているのに、アメリカ人は「難しいが・・まだなんとかなる」と思っていたのです。


このような、日本人にしか分からない独特の癖や習慣を、鋭く見抜いた
法則がある。

外資系の投資顧問会社が、日本企業の実体を、外見や習慣の中から見つけ出した法則です。日本人が気づかない企業の欠点や 短所を、
みごとに観察している。


(1)訪れた会社の社長が、自分の過去の苦労話に大半の時間を
     割くようであれば、その会社の成長を疑がってかからねばならない

(2)平凡な社長は総論だけを話し、優秀な社長は各論も話す


(3)決算説明会に、不要に多くの役員や社員を連れてくる社長は、
     独裁者か数字を知らない

(4)社長が、著名人との交際を匂わせたり、強調するときは、
     その会社への投資は避けたほうがいい


(5)毎朝の朝礼で、社員に体操を強要する会社は儲からない

(6)創業者から自叙伝をプレゼントされたら、その会社への投資は
     儲からない

(7)社長室の豪華さと、その会社の成長度合いは反比例する・・
     豪華であればあるほど、成長率は低くなる


(8)[スリッパの法則 ]・・事務所でスリッパに履き替えさせる会社は、
     不思議と儲からない

(9)[お土産の法則]・・会社訪問の帰りに、自社製品以外のお土産を
     くれる
会社への投資は儲からない。 無駄使いをする昔の儲かって
     いた頃の体質が残っている証拠である。


                                     理念と経営「人を向上させる法則」より

2015年05月29日

言葉の暴力

ゲームは一日一時間まで!

オックスフォード大学の研究チームが、
10~15歳の子ども5千人を対称に行った調査に
よれば・・
一日のゲーム時間が1時間以内の子供は、
生活への満足度が高く、社交的で、友達とゲーム
を楽しんでいる時間が、最も幸福感や一体感を
感じているという。


一時間以上プレーする子供は、落ち着きがなく
なり、ゲームをした後注意力が散漫に なるという。



1281 【心と体の健康】 「言葉の暴力」

医大の調査によれば、幼児期の環境の良し悪しが、脳の組織と機能、発達に深く影響し、その後の人格や一生を左右し、支配するようになる。


夕食時、子どもが家族と一緒に見るテレビ・・
子どもには「知らなくてもよい大人の世界・・世の中の愚かで欺瞞に満ちた負の部分」を見せることになる。

毎日報道される世の中の醜さ・・4~5才の頃に、なんとなく分かるようになり、小学校に入る頃には大方分かってしまう。テレビは人を選んでくれないのです。


テレビ局は、視聴率を気にするあまり、総じて低劣・興味本位の番組を作ろうと
する。映画やテレビ、ゲームにあふれる暴力や殺人・・
「正義のため、悪を退治するためと、振るわれる暴力」
子どもの潜在意識の中に、暴力肯定の空気が無意識にすり込まれていく。

今年の3月、川崎市で18歳の少年とその仲間数人による、中1少年殺人・死体遺棄事件が記憶に新しい。
友達との間のトラブルから、ストレスが許容量を超えて噴出。
独善的正義感から
少年を攻撃・・暴力を振るい、取り返しのつかない事件を引き起こしてしまった。


そんな時に発せられる言葉の暴力・・
「うざっ!」「意味ね~じゃん」 「むかつく~」
子供たちの間でポンポン発せられる言葉の暴力。
こうした攻撃的・負の言葉が、口癖のように発せられたら・・相手のマイナスの感情がどんどん膨らみ、悲しい気持ちになり、落ち込んでいくだろう。

言っている本人が、逆に友達から「ウザ~ィ」って言われたら、どう思うだろう?  言葉の乱れは深刻な問題です。

                                                                             童話館グループ/川端 強

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