■スマホ時代
高校生がどっと電車に乗り込んできた・・
にぎやかになると思ったら・・声がしない。
みんな携帯を手に、指先をせわしく動かして
いる。
メールをする者・・ゲームに熱中する者。
金沢の郊外、電車内での風景です。
横一列にならんで、携帯に集中している
姿を異様に感じたのは、私だけでしょうか?
携帯スマホの普及率は・・小学生37%、
中学生65%、高校生は97%
学生には、今や生活必需品です。
女子高生は、1日平均7時間スマホを
覗いて いるとか・・エッ、ホント?
1258 【心と体の健康】
「テレビゲーム・子どもへの影響」
子供たちの多くが、携帯スマホやiPhoneを持つようになった。
持っていない子は、仲間外れにされてしまう。
私の小二の外孫・・任天堂ゲーム機を祖父から、アイパッドを父親に買ってもらい、学校から帰るやゲームに熱中している。
宿題もせずゲームに没頭しているので、二つとも取り上げたら・・
母親のパソコンを開いて遊び始めた・・
テレビゲームが「子どもの成長に悪影響を与える」と、指摘されるようになって久しい。暴力性、社会に不適応、学力や体力の低下、そして視力の低下など、様々な悪影響が懸念されている。
問題なのは、ゲームで繰り返される暴力・殺傷シーン・・
しだいに慣れっこになり、 ゲームと現実の区別がつかなくなってしまう。
川崎市の中学一年上村遼太郎君が、遺体で見つかった殺人・死体遺棄事件は、あまりにも痛ましい。
中高生が殺傷沙汰を起し、世間を騒がせる事件が相次ぐのも、
テレビゲームの影響が少なからずあるように思うのです。
ゲームに没頭する子どもは、人間関係や人との交わりを苦手にするようになる。 トラブルを解決出来ずに、「引きこもり」や「不登校」といった、
その一方でテレビゲームが、友達とのコミュニケーションの仲立ちをしてくれる。ゲーム機を持たない子は、友達の輪に入れず、孤立してしまう
ことも・・
本をまったく読まない若者も増えてきている・・ 多くの時間をゲームに
費やせば、勉強や読書などの”知的”活動時間が失われ、学力の低下を招いてしまう。
またゲームに没頭していると、大脳の「前頭前野」の活動が著しく低下
する「ゲーム脳」の問題が、医学界から指摘されている。
前頭前野は、創造力や社会性を支え、様々な情報を処理する、日常生活には欠かせない大切な部位・・活動が低下すれば、社会に適応出来ない、偏った人間になる虞がある。
視力と体力の低下にも注意しなければならない。
長時間ゲーム画面を直視することで、眼精疲労や視力低下をもたらす。屋外で遊ばなくなり、骨格や筋肉、運動神経の発達が遅れ、 身体能力の低下や肥満、ケガや病気に弱い体質になってしまう。