■肥満治療に画期的新成分発見
肥満の原因の一つに、「脂肪細胞」と呼ばれる
細胞が、内臓や皮下に脂肪をため込むのがあ
る。
このたまった脂肪を半分以下に減らし、また
新しい脂肪細胞ができるのを抑える化合物を
名大の研究チームが発見した。
沖縄の石垣島の海辺にすむ細菌の一種、
藍藻(らんそう)から未知の化合物を発見した。
肥満治療の薬は、食欲を落としたり、胃腸から
の吸収を妨げるものが主。
細胞にたまった脂肪を減らす化合物は初めて
で、毒性もないという。
10/17 中日新聞
1222 【食と健康】 「肥満を解消するために」
現代人に肥満が多いのは、食行動の乱れが主な原因です。
日本人男性の一日の平均摂取カロリーは約2000Kclで、この数値は昔とさほど変わらない・・にもかかわらず、肥満の人が増えているのは、”食行動の乱れ”が原因です。
ところが、ほとんどの人は自分の食行動の乱れに気づいていない。
一番問題なのは「食事の時間」
朝食を摂ったり摂らなかったり、夜遅くに食事をするなど、食生活が不規則だと太りやすくなる。 食べる時間に食べないと、「身体に脂肪を蓄積」する方へ反応してしまうのです。
「早食い」が習慣の人は、食物をよく噛んでゆっくり食べるのが苦手のようです。改善するには、食材を工夫することです・・玄米食に変えるのも方法です。
ご飯大好きの早食いの人・・白米は消化吸収が早く、インシュリンが過剰に出る・・脂肪として蓄えられるので、太ってしまうのです。
玄米にすると、ゆっくり噛む習慣がつきます・・
私は玄米食に切り替え、子ども茶碗一杯で済ませるようにしています。
子ども茶碗の白いご飯・・早食いの人なら、わずか3口であっという間に食べ終わって、食事をした気がしないでしょう。
量が少ないから、少しずつゆっくり噛んで食べるようになるのです。
食習慣を改善すると、満腹感や胃腸の調子に変化が生じます。
結果、我慢することなく食行動が改善されるのです。
喫煙習慣のある人が内臓脂肪型肥満になると・・危険です。
動脈硬化の危険因子になるからです。
お酒は、カロリーが高く糖分が多いので、日本酒やワインはほどほどに、ビールは糖分の少ない銘柄を選ぶようにします。
■食行動チェック
□よく噛んで食べている
□早食いを改め、ゆっくり食べている
□食事の時間は規則正しい
□きちんと朝食を摂っている
□食べ物に好き嫌いをしない
□外食はほどほどにしている
□夜遅く飲食しないようにし、菓子類の買い置きをしない
□食べ過ぎず、腹八分を守っている
□煙草とお酒は、健康を害しない程度にしている
「健康Salad」