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女の言い分 「やめられない夜食(2)」

■ダイエットの目的

断食をすれば、食べないから体重が減って、

ダイエットになる・・多くの人がそう思ってい

る。確かに、食べなければ体重は減るが、

断食の目的はそれだけではない。


断食を経験した人が口をそろえて言うのは・・

「味覚が敏感になり、薄味でも十分満足でき

るようになった」

「健康食メニューが美味しく感じられるように

なって、食事の好みが自然志向になった」


断食によって味覚がリセットされると、
健康に必要なものが美味しく感じられる・・
味覚がよみがえってくるのです。


ダイエットがうまくいかないのは、頭で分か

っていても、体が分かっていないのです。


               やすらぎの里/ホームページ



1209 【食と健康】

女の言い分 「やめられない夜食(2)」

帰宅して時計を見ると午後10時。夕方おにぎりを一つかじり、アメをなめただけ。

「遅いけど、夕飯はちゃんと食べなきゃ」・・独りごとの言い訳をして、ひと口ご飯を食べたら・・もう止まらない、あっという間にお腹いっぱいに。

ああ~今日も最悪のパターン・・夜中に満腹になるまで食べてしまうなんて。

部屋が散らかっていたり、子どもが寝ないでむずかっていたりすると・・
ストレスからか、さらに食慾が増す。

「食事は寝る3時間前に終える」「夜は炭水化物を控える」といった、
女子っぽいダイエットルールを知らないわけではない・・が、ストレスの
前に吹き飛んでしまう。
深夜の食事・・炭水化物は体に悪いが、ストレス解消にはこの上ない
スイーツなのだ。

でも、夫がいると別・・「明日にしたら・・」と制止され、朝までご飯はお預け。
加えて、納得いかないことが・・かく言う夫は夜、アイスクリームやチョコレートをパクパク食べる・・しかも太らない・・なんとずるい。

「夜食べ過ぎると体に悪いよ・・おまえの写真は見たくない」なんて言いだすから・・
「夕食をしっかり食べなよ!」て・・いちいちごもっとも。
すきっ腹を抱え「明朝は今夜の分のご飯も食べるぞ」と、心に決めて寝る。

                              
                                                                 日経新聞「女のいいぶん」

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