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睡眠の質を低下させる五つの誤解

生体リズムをコントロールすると、

  良い睡眠が得られる

生体リズムは、朝、光を感知すると眠りを促
すメラトニンの分泌が止まって、脳が目覚め
ます。
時間が経過して暗くなると、メラトニンが分
泌されて眠くなります。


光を感知してメラトニンを減らす効果がある
のは、起床4時間以内です・・

起床直後ほど効果が高いので、毎朝決まっ

た時間に起きる習慣をつけるようにします。


休日、朝寝を楽しみたい時は、いつもの時間

に起きてトイレを済ませ、カーテンを開け、

照明をつけて二度寝をします・・
二度寝をしても、メラトニンの分泌は止まり、
生体時計に影響しないのです。


                理念と経営3月号「睡眠の極意」



1192 【心と体の健康】

「睡眠の質を低下させる五つの誤解」


夜眠れない原因には、5つの間違い・誤解が関係している。
以下の5つはすべて誤解です・・当てはまるものが一つでもあれば、

安眠の”質”を下げることになるので、知っておく必要があります。


1.「眠くなくても、少しでも長くベッドで横になっていた方が、体が休ま  
    る」という間違い。

正解 ・・ 床に入っているだけでは、不足した睡眠時間を補うことは
           できない。


2.睡眠時間は、30分~1時間単位で増やしていくもの


正解 ・・ 一日の睡眠時間の多い少いより、一か月、一年の絶対量を 
           みる。

           人間は「体内時計」と呼ばれる生体リズムを持っている。
           この生体リズムを上手にコントロールすると、質の良い睡眠を
           手にすることができます。

3.床に入ったあとの寝つきが悪いので、なるべく早くベッドに入るように
    する

正解 ・・ 眠くないのに、早めにベッドに入って眠ろうとすると、
           よけい目がさえて眠れなくなる。


4.いつも眠いのは睡眠不足のせい・・休日は昼まで寝だめをして
    穴埋めする

正解 ・・ 寝だめで解消するのではなく、毎日の深い眠りをつくる
           工夫がいる。

           仕事中何度も眠気に襲われ、集中できない悩みを解消する
           には、「睡眠の質の改善」が大切になってくる。

5.夜決まった時間に就寝して、規則正しい生活を心掛ける

正解 ・・ 就寝時間ではなく、毎日の起床時間をそろえるようにする

            睡眠の質を高めるための第一は「朝、目が覚めたら直ぐに
            起きる」ことです。

            眠っていないのに気持ちが良いからと、ベッドに横になる
            のを習慣にしていると、
「ベッドに入る=睡眠」という脳の反応・
            習慣が、弱まってしまうのです。

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