1180 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「パラオに潜る」
5月24日から一週間パラオに潜った。今回で五回目になるが、
何回潜っても飽きることがない。
パラオは、グアム島の南西約1300キロの洋上に浮かぶ約600の島
からなる群島で、そのうち、ロックアイランドを中心とした、約150の島の海峡が2012年、世界遺産になっている。
パラオ群島東側には、水深約8千メートルのパラオ海峡があり、
西側には同じく約6千メートルのフイリピン海峡がある。
そこから海底山脈が盛り上がり、その先端が海上に顔をだしているのが、パラオの島々である。
深海からは、豊富な栄養分を含んだ深層水が湧き上がり、
加えて、赤道直下の強烈な太陽の陽射しがサンゴの発育を促す。
パラオの北側大平洋には、大平洋を循環する海流が流れていて、
流れに乗って様々な生物がパラオにやってくる。
パラオに生息する生物は豊富で、サンゴの種類は約450種、
魚類は約1500種確認されている。
複雑な地形が内湾から外洋、汽水域まで魅力てきな環境と生体系を
育んでいるのです。こうした環境が、魅力的な潜水ポイントを育み、
ダイバーを引き付けてやまないのです。
今回の目的は、青ウミ亀とマンタを撮ってくることだったが、残念なことにマンタには逢えなかった。
「May2014 SKYWARD」