農耕民族と狩猟民族
■国民性
多民族国家アメリカ・・ロサンゼルスの日系人
で、クリーニング店を営む人が多い。
また、韓国などのアジア系、ヒスパニック系
のメキシコ人なども、クリーニング業を営んで
いる。
アジア系は勤勉で仕上がりも良く、顧客の評
判がいい・・
それを妬んだヒスバニック系が、日本人と
韓国人の店に石を投げ、ウインドウガラスを
割った。
韓国人は怒って、移民仲間とヒスパニック系
の店へ、抗議の仕返しに行った。
ところが日系人は、何も無かったかように
ガラス片を片付け、相手をこれ以上刺激しな
いのが良策と、じっと我慢して、ほとぼりが
覚めるまで、様子を見ることにした・・
1154 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「農耕民族と狩猟民族」
四方を海に囲まれた日本・・異民族に侵略された歴史を持たない、世界で数少ない民族です。国土は狭く、野山には狩猟の対象になる野獣が生息せず、太古の昔から農業に依存してきた。
農作業は天候に左右され、人手がかかる・・村人みんなで助け合って
生きてきた。
対する世界の多くの国は、狩猟と馬や羊を放牧する「牧畜・狩猟民族」の肉食系です。
部族は、良い牧草地を求めて移動する・・土地を求めて争いが起きる・・肥沃な土地を奪い奪われる歴史を繰り返してきた。
異民族に国を滅ぼされ、被支配民族として何世紀も悲哀を味わった、
怨念の歴史を持っている。
相手の言い分を聞いていては、自らは守れない・・根絶やしにされないように村を城壁で囲み、結束して守りを固め、対立部族への備えを怠らない。
独立独歩、自己主張が強く、闘争心の強い狩猟民族・・他国との交渉事では、相手国を恫喝し、自国の正当性をことさら強調し、交渉を有利に導こうとする。
そうした国から見れば、「和」の発想で解決しようとする日本は、異質である・・北朝鮮や中国の外交におけるあのしぶとさを見れば、納得できる。
世界で数少ない草食系民族の日本人・・集団で群れ、性格は温和で、
集団のために一歩へりくだることを美徳としてきた民族です。
隣国とは常に仲良くし(国際社会では、隣国と仲が悪いのが普通)、平和に話し合い、譲り合いの精神でもって解決しようとするが、どこか噛み合わず、交渉ごとがうまくいかず、気押されてしてしまう。
日曜討論などで、政府の外交政策を批判する評論家の多くは、日本人独特の発想で、平和裏に解決すべきと言うが、狩猟民族的発想の中国や韓国、北朝鮮にはまったく通用しない・・暖簾に腕押しである。
以下2月4日・読売新聞論評・・「尖閣や竹島問題に対する政府の対応に、一部のメディアが声高に批判しているが・・それなら聞きたい・・尖閣や竹島は日本の領土ではないのか?
中国と韓国は、慰安婦や領土問題で、日本をおとしめるネガティブキャンペーンを展開している・・そこに日本メディアが油を注いで騒ぐ・・
どこからか”高笑い”が聞えてくる」