■旭日旗使用「問題なし」
7月28日のサッカー日韓戦で、韓国応援団
は歴史問題を理由に、日本を非難する横断幕
を掲げた。
日本サッカー協会は東アジアサッカー連盟に
抗議文を提出。
これに対し韓国サッカー協会は、日本のサポ
ーターが旭日旗を振ったことが発端と、反論
した。
8月に入り、日本政府は「旭日旗使用・問題
なし」との認識を示し、韓国の反日ナショナ
リズムを牽制した。
韓国内では、旭日旗を「軍国主義の象徴」
「戦犯旗」と決めつけ、韓国民に歴史的痛
みを呼び起こす象徴だと非難している。
日本で旭日旗は、日章旗と並んで日本を象徴
する旗であり、自衛隊が使用し、国際的にも
広く受け入れられている。
読売新聞
1128 【吉村外喜雄のなんだかんだ 】
~歴史から学ぶ~ 「韓国・反日ナショナリズム-4」
韓国は「反日運動によって、植民地から独立を勝ち取った」と言うが、
韓国に闘争を勝ち取った史実は存在せず、インドネシアの建国の父
スカルノのような英雄は存在しない。
武器を持って戦った者は皆北朝鮮に渡った。南の政府の祖となる人たちは、上海に逃れて臨時政府を形成したが、韓流時代劇ごとく、内部抗争に明け暮れ、堕落してしまった。
臨時政府はアメリカにも中国にも承認されず、戦後日本は朝鮮を独立させようとしたが、米英ソ3国は朝鮮の独立を認めず、信託統治することになった。
その後アメリカは、国連監視下のもと選挙を実施し、韓国を独立させた。
ソ連はそれに対抗して、北朝鮮の独立を支援した。
インドやインドネシアは、自ら宗主国と戦って独立を勝ち取っている。
以後、独立記念日などによって国民と国家のアイデンティティが支えられ、精神的にも自立し、旧宗主国とも”大人のつき合い”をするようになった。
そうした歴史を持たない韓国の歴代大統領は、「反日ナショナリズム」をあおることによって、自らのアイデンティティの代用にしたのです。
一方日本側にも、「反日ナショナリズム」を後押しする左翼勢力がいた。
平成4年1月、宮沢首相が訪韓する直前に、朝日新聞は狙いすましたように、日本軍が「慰安婦」に関与した証拠が見つかったと報道した。
それに激高した韓国民は、ソウルで抗議・糾弾デモの集会を相次いで開き、日の丸を焼いた。
ソウルで宮沢首相は、事実を確認する余裕もなく、8回も謝罪を強いられた。朝日が発見した証拠とは、民間悪徳業者による慰安婦募集に軍が関与したという・・曖昧なものだった。
教科書問題も同様、日本の左翼勢力が、与党自民党を攻撃する手法として、韓国と中国に情報を流して、熱心な働きかけをしたことが発端になっている。
読売新聞