■江戸小噺「えんま大王」
大病を患ったえんま様が、地獄の医者に診てもらって
も、一向に病状が回復しないので、この上は、娑婆の
名医の手を借りるより外に手はなかろうと、青鬼に命
じて、娑婆の名医を探させることにした。
ところが、どれが名医か分からぬので、その見分け方
を尋ねると、「とにかく、玄関口に幽霊が立っていない
のが・・名医の証拠」
さっそく下界に下りて、医者の家の門口を見て回るの
だが、どの門口にも、盛り殺された恨みの幽霊どもが
大勢つめかけていて、なかなか名医の家が見つから
ない。
これではならぬと、新道の方に回ってみると、幽霊の
一人も立っていない医者の家が見つかった。
青鬼、ホッと一息ついて中に入ってみると、この医者、
昨日開業したばかり・・。
山住昭文「江戸のこばなし」
1111 【食と健康】
「岩谷直治の健康長寿10カ条」
米ビジネス界でネバーリタイアリー「引退しない人々」が話題になっている。 日本でこの言葉に当てはまる創業社長といえば、「プロパンの父」と言われる、岩谷産業創業者・岩谷直治の名前が浮かんでくる。
百二歳まで生涯現役を貫き、一代で巨大企業を築き上げた岩谷直治。
その健康長寿の経営学は、私たちの手本にすべき内容です。
[ 岩谷直治の健康長寿10カ条 ] ※○△は私です
(1) 毎朝五時起きの早寝早起き
○ ⇒ 私も毎朝五時に起きて、朝の散歩、メルマガ作成、ゴルフの練習
など、早起きは三文の徳を実践しています。
(2) 30~40分ヨガを主体とした体操
○ ⇒ 毎日「気功」や「ヨガ」で体をほぐし、一日一万歩くようにしています
(3) 般若心経を大きな声で読経
△ ⇒ 気が向いたとき、般若心経を読経し、座禅を組んでいる
(4) 姿勢がいいことは健康の基本。背筋をまっすぐ伸ばす
○ ⇒ 猫背の私・・毎朝肩甲骨の屈伸、背筋を立て、又割り五回を三回
(5) 健康法は粘り強く続ける。三日坊主を戒める
○ ⇒ 暇があれば運動して、若さを保つ努力をしている
(6) 好き嫌いをせず、よく噛んで食べる
○ ⇒ 好き嫌いなし。よく噛んで食べている
(7) 食べ過ぎは寿命を縮める
△ ⇒ 食習慣を改め減量に成功したが、体重を維持するのが大変。
昼食抜きの一日二食、腹八分の少食を目指してはいるが・・
(8) 毎日欠かさず、牛乳にゴマを混ぜて飲む
○ ⇒ 肥満予防のため、朝食は洋食から和食へ
牛乳、ヨーグルトは毎日飲んでいる
煎りゴマを食卓に置いて、玄米に振りかけている
(9) 年をとっても老け込むな
○ ⇒ 精神年齢は40代のつもり・・座右の銘は「青春」
(10) 何事にも好奇心とチャレンジ精神を持つ
○ ⇒ 思いついたら即実行・・率先垂範
理念と経営「岩谷産業 創業者・岩谷直治」より