■マナーが悪く、嫌われるゴルフアー
・ローカルルールを守らず 自分勝手な判断でプレーする人
・進行が遅れていても 急ぐ様子がないグループ
・後方から打ち込んでも 知らん顔している人
・隣りのコースから打ち込み 挨拶なく割り込んでプレーする人
・同伴者が構えに入ったのに 大きな声で話している人
・打つまでに時間をかけ 何度も素振りをする人
・バンカーを直さない人
・前の組みとの距離が充分あるのに 打たずに待っている人
・クラブを一本だけ持ち 距離が合わないと取り替えに戻る人
・グリーン上でもたもたして プレーの遅い人
・プレー中にかかった携帯電話が長引き 同伴者を待たせる人
・服装がだらしない人
・タバコを吸いながらプレーする人
1097 【吉村外喜雄のなんだかんだ 】
「ゴルフを以って人を観ん」
以前、私が勤めていた会社・・大阪の親会社から、取締役のS氏が社長として赴任してきた。S氏がまず最初に行ったのは、各部署に適材適所の配置を考えること・・いち早く部下の能力・適正を掌握し、人事配置を済ませる必要があった。
単身赴任のS社長・・夜、社宅に入れ替わり幹部社員を招いて、酒を酌み交わし、語らうことを始めた・・その後雀卓を囲み、密かに部下の人物評価をしたのです。
6年後、業績が認められ、社員1千名の、大阪の子会社の社長へと、転任していった。
後任の社長には、800人の部下を擁し、中部支社長の要職にあったN締役が赴任してきた・・N氏は、部下とゴルフを共にすることで、人物評価をした。
酒を酌み交わす・・麻雀やゴルフを通して部下と交わる・・互いの心を通わせるには、極めて有効な方法といえます。
以下、夏坂 健著「ゴルフを以って人を観ん」から・・
■自分の性格が最悪の形で表れるゲーム・・それがゴルフである
ゲームの途中に垣間見せる言動に、プレーする人の人柄が浮かび上がってくる。最初の数ホールで、人柄のすべてが露呈されてしまうのがコ゜ルフである。
ティーマークぎりぎりにボールを置く人は、グリーン上でもボールを1ミリでも前方にマークして、有利に図ろうとする。 その性格に余裕はなく、品性は「さもしい」の一語に尽きる。
こうしたスコア至上主義者たちは、他人の目を盗んで、素早くライの改善をやるだろう・・そのセコい性格が嫌われ、生涯、真の友人ができないタイプである。
■相手に気を配れ・・
自分が楽しみたかったら、まず相手を楽しませよ!
いかなる局面においても、”己の有利”に振る舞ってはならない・・
判断に迷ったとき、己の有利より”相手の有利”を優先せよ。
他人のプレーに干渉したり、教えようとしない・・
己に厳しく、他人に優しくあれ。スコアを自慢しない。
例えば、同伴者のドライバーショットの落下地点を見て、聞かれもしないのに「OBではない・・セーフだ」とか、「バンカー手前で止まったよ!」など、憶測でモノを言って、安心させようとする人・・
落下地点に来たら、OBだったり、バンカーに入っていたり・・
こうした憶測で断定する言動は、同伴者のその後のプレーに影響するので、慎まなければならない。
■何があろうとクサってはならない・・言いわけは天下の恥と知れ!
己の心を律せよ・・ゴルフに運・不運は付きもの・・試練に耐えることこそ、ゴルフの本質と悟れ・・常に沈黙して、微笑せよ。
■飛距離を競うゲームではない・・常に8分の力でプレーせよ
負けたくないと、つい力いっぱい振ってしまう・・それではどこかに無理が生じる・・滑らかに8分の力で振るのがコツ。
勝ちたい意識が強いと、心に乱れが生じる・・それまで良かったスコアが崩れていく。
リズムよく振って、それで飛んだ範囲内で集中して、無心でプレーするのが、自分のゴルフ。