■少食は長寿につながる
・小食は、身体の自然治癒力を高め、病気を改善する
・小食は成人病を予防し、長寿のみちを拓く
・便通が良くなり、体内の毒素を排出、胃腸を丈夫にする
・頭脳が明晰になり、記憶力や判断力がよくなる
1039 【食と健康】 「少食健康法のすすめ(2)」
No1021 食と健康「少食健康法のすすめ」の続きです。
心身ともに健康であるためには、日々何をすればよいのか?
健康であり続けることの秘訣は、28年間一人ジャングルで暮らし、無事日本に帰ってきた”横井庄一”さんから学ぶことができます・・
医師も薬もないジャングルで、彼は何を拠りどころに健康を維持してきたのか?
28年に及ぶグアム島のジャングルでの潜伏生活・・昭和47年、川でウナギを獲っているところを保護されて、日本に帰還。82歳で亡くなった。
彼のサバイバル体験によれば、アメリカ軍の攻撃を逃れ、着の身着のまま何もない状態から食料を見つけ、地下壕を掘り、樹木の繊維から衣服を作って、隠れ住んだ。
潜伏の28年間、一度も塩を口にできなかった。塩がなければ生きていけないと思ったが、ジャングルの中では手に入らない。
海に行けばというが・・それは危険すぎた。動物は食べるとき、塩をかけたりしない・・人間も、塩がなくても、水と食料があれば生きていけた。
私たちには、塩を使わない食べ物は味気ないと思う・・しかし横井さんは、川で魚を捕まえ、野生の豚を獲って食料にしていたが、塩がなくても健康だった。
そんな横井さんが、健康を守るためにやっていた、2つの日課がある。
”水浴”をし”過食”をしないこと。毎夜5~6回は川で水浴した・・
これが、日本に帰ってから病院の先生に言われた・・「清潔にしていたことが健康につながった」と。
島の食料はわりと豊富だったが、必ず「腹六分目」ぐらいで食べるのをやめた。
理念と経営1月号「小さなコンセプト」
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高い月謝を払って、トレーニングジムに通わなくても・・高価なサプリメントを飲まなくても・・毎日、風呂に入って手足を伸ばし、ストレスを取っていれば、気分はさわやか。
また、どんなにおいしくても、お腹いっぱい食べないことです・・
健康のために特別なことをしなくても、腹八分を守り、毎日お風呂に入っていれば健康なのです。
健康のために何をしているわけではないのに、九十歳を超えて病気知らず・・長寿を全うする人がいます。
こうした人に共通するのは、90を過ぎても尚、他人や家族のために働き続け、少食・粗食である・・「少食に病なし」である。禅僧の食事のように、少食・粗食に慣れることが、一番の健康法なのです。