■人類滅亡!?マヤ文明の予言
「2012年12月21日・・人類が一つの区切りを迎える」とする、
マヤ歴の終末論・・中国やフランス、ロシヤ、メキシコなど、世界各国で
人類滅亡のデマが広がり、古代マヤ文明の予言を信じる人たちが騒動
を起して、ニュースになった。
マヤ文明は、紀元前1500年頃に興り、820年頃に衰退した文明です。
天文学と数学が驚くほど発達し、天体の動きを正確に観測していた。
マヤ歴では、2万5640年を、5つのサイクルに分けたカレンダを
持っていた。その5つ目の終わりが、2012年12月21日に当り、
「人類は突然変異を起す」との言い伝えがあるのです。
「1999年7月に人類滅亡の時を迎える」とした、フランスの星占術
師ノストラダムスの大予言のときは、今回の何倍もの社会的影響が
あり、世間を騒がせた。
1034 「吉村外喜雄のなんだかんだ」
「二十世紀の予言」
昨年末、マヤ歴の終末騒動は、何事もなく過ぎていった・・
いや!もしかしたら・・2年前のあの空前絶後の大災害・・地震と津波がそうだったのでは?と思ってしまうのです。
今から112年前、20世紀最初の年の1901年(明治34)1月2日と3日、報知新聞は「20世紀の予言」と題して、科学技術の進化を予言する記事を掲載した。
当時の有識者が集まって、23項目の予言をしたのです。
100年後の現在、14項目が実現し、3項目はある程度まで・・
実現しなかったのは6項目だけでした。
以下はその一部です・・長い人類の歴史の中で、最も素晴らしく、輝かしい文明開化の時代に生を受けたことに、感謝しなければならない。
[無線電信 及び 電話]
無線電話は、世界諸国につながり、東京にいて、ロンドンやニューヨークの友人と、自由に対話できるようになる ・・・ ○
[遠距離の写真]
欧州が戦乱にならんとする時、新聞記者は東京の編集局に居ながらにして、その状況を写真で受け取る。しかも天然色で ・・・ ○
[七日間世界一周]
80日を要する世界一周は、7日でこと足りるようになる。また世界の人々は、男女を問わず一回以上、世界漫遊するようになる ・・・ ○
[暑寒知らず]
新しい器械の発明(エアコン)により暑寒を調和し、心地よい空気を送り出せるようになる。また、アフリカのも進歩するだろう ・・・ ○
[植物と電気]
電力で野菜を育てることができ、北極の地に、熱帯植物が成長する環境が作れるようになる ・・・ ○
[写真電話]
電話口に、対話者の肖像が映し出される装置がある ・・・ ○
[電気の世界]
薪・炭・石炭に代わって、電気が燃料になる ・・・ ○
[野獣の滅亡]
アフリカの原野から、ライオン、虎、ワニなどの野獣がいなくなり、大都会の博物館でしか見られなくなる ・・・ ×
[暴風を防ぐ]
気象観測技術の進歩で、天災は一か月前に予知し、最も恐ろしい暴風雨も空に大砲を放って収め、地震による家屋や道路の損壊はなくなる ・・・ ×