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寿命が伸びる断続型断食

胃腸、休ませていますか?

   健康のためにデトックスしていますか?


肝臓を守るために、週に1・2日休肝日にして、肝臓を休ませるのは

良いことですが、胃や腸も同様、時折休ませる必要があります。
また、毎日一定時間睡眠をとるのは、健康のために大変大切なこと
です。睡眠によって身体・脳・消化器官が休まり、回復するのです。


食べたものが消化吸収され、排出を終えるまでに、18時間要します。

朝・昼・晩三食たっぶり摂り、夜遅くまで飲み歩き、帰りがけにラーメン
が欠かせないという人は、胃腸に負担をかけっぱなしで、休まる時が
ありません。
胃腸に負担をかけ続けると、体内に毒素が溜まり、様々な病気の
原因 になります。

バランスのよい栄養を摂ることは、健康のために大切ですが、
体内に溜まった毒素・・水銀やカドミウム、ダイオキシンなどを、
デトックスして、排出してやることも大切です。



1023 【食と健康】

「寿命が伸びる断続的断食」


日本はいつの頃からか、食べ過ぎ・食べ残し天国になってしまった。

中華料理、韓国料理、ベトナム、タイ、インド・・金沢に居ながらにして、

アジア各国の料理を味わうことができます。

外国へ行くたびに思うことは、日本ほと”食”に恵まれ、食を楽しめる国はなく、天下泰平・平和ボケしているといことです。


どの新聞だったか、コラムに「何度も断食・・長寿の道」というのがあった。
京都大学のチームが、”線虫”の遺伝子の働きを調べていて、明らかになったのです。

線虫は長さ1ミリほどで、寿命は25日・・実験で、2つの結果が得られた。

一つは、エサを減らしてカロリーを制限をすると、約”1,2倍”寿命が伸びることが確認された。もう一つは、2日ごとに2日間断食させて、断続的に飢えさせると、寿命が”1,5倍”伸び、しかも活発に動きまわっていた。

「カロリー制限型」と「断続的な断食型」の、2つの実験結果が得られたのです。

効果からみると、生きるためにギリギリの、後者の断続型飢餓タイプの方が、はるかにすぐれているのだから・・面白い。「栄養失調になり、短命に終わる」という推測は、当てはまらないのです。

適度な飢餓状態が遺伝子細胞に作用して、危機に目覚め、生きようとするエネルギーが増すのです。


僅か五・六十年前までの日本人は、満足に食べるものもなく、歴史は飢餓の連続だった。メタボの私が、断食で減量しようとして、ほんの少し体重を減らしただけで・・体内の細胞が・・本能が・・生命の危機を訴えるかのように、体重を元に戻せというのです。


仏教の世界では、昔から精進を日常とし、断食を大切にしてきた。
線虫の実験でいうと、「精進」がカロリー制限型、「断食」が断続型飢餓ということになるだろう。

印度のブッタは八十歳、日本の親鸞は九十歳まで生きた。
修業により悟りを得た、徳の高い僧侶は、カロリー制限と断続的な飢餓の二つの方法を巧みに併用して、長寿を実現したのだろう。

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