■おもしろ川柳あれこれ
「国技館 行司は未だ 日本人」
「マスコミは 騒ぎすぎると 大騒ぎ」
「不況なの? 好景気なんて 知らないよ」
「忘年会 ハメはずしすぎ 送別会」
「肩は社長 お尻は妻に 叩かれる」
「いい家内 十年経ったら おっ家内」
「ゴミの日と 丸つけられた 誕生日」
「おならにも 家長のしめし 付ける音」
「家族愛 父働いて働いて 働いて」
「そのギャグが なぜ面白いと 迫る父」
「プロポーズ あの日にかえって 断りたい」
「スカートの ホックつかんで くしゃみする」
「厚化粧 出かける妻に 犬が吠え」
「久々の 化粧に子ども あとづさり」
1020 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
「もったいない運動」
先月紅葉狩りで宿泊した立山・弥陀ヶ原ホテルの朝食は、バイキング形式でした。並べてある料理は和・洋・品数豊富・・あれこれ美味しそうな料理が並んでいて、つい取り過ぎ、食べ過ぎになってしまう。
秋色に美しく染まった景色を見ながらの朝食に、大満足の私たちでした。
お隣の福井県では、家庭や飲食店から出る食べ残しゴミを減らそうと、「おいしくふくい食べきり運動」を実施している。
それも行政主導で、6年前の2006年から、食べ残しの持ち帰り運動を推進しているのです。
県では、協力店にポスターを貼るなどして、食べ残しの持ち帰りをアピールしていて、現在この運動に協力している店は429社。
今年も、この運動への参加を呼びかけるイベントが行われ、好評だったという。
「環境を大切に運動」をしている某NPO法人が、食べ残し料理を入れて持ち帰る、紙製の容器を開発した。容器には、折り畳み式の紙袋が大小二つ入っている。
面白いのは、その紙容器に大きな文字で、MOTTAINAIと印刷してあることです。そして、次のような文字が印刷されていた。
「日本の残飯排出量は世界で一番。
EU諸国の何と4倍! 日本の食糧自給率は40%!」
日本人はいつの頃からか、食べ過ぎ・食べ残しの飽食・美食に慣れ、
出された料理を粗末にし、食い散らかすようになった。 その上、それを何とも思わない国民になってしまったのです。
周りを見れば、食べ放題、飲み放題の飲食店が大繁盛している。
テレビは、グルメを題材に美味しいものを食べ歩く企画が目白押し。
私たちは今、このような飽食に浸りきっていて、いいのだろうか?
京の都のおごれる平氏のごとく、将来が心配になってくる・・。