■若返りと健康
沖縄・那覇市の病院で、成人病の検診を受けて一年になる・・
その間に体重を12キロ減量し、食習慣の改善に努めた。
今年の3月、白内障の手術をして、欠かせなかった老眼鏡が不要
に・・好きな文庫本が、メガネなしで読めるようになったのです。
現在、心身ともに若さを保ちたいと、運動量を増やして体力を付け、
老化の原因・活性酸素の抑制、育毛、肌年齢の若返りなど、
いろいろ試みている。
更なる減量とスリム化、断食・小食健康法などにも取り組んでいる。
1014 【食と健康】
「検査でわかる血液の状態」
先月、長年付き合った知人が、昼近くなっても起きてこないので、奥さまが起しにいったら、布団の中で亡くなっていた・・62才の病気知らずのポックリ死です・・心筋梗塞だという。
そして、71歳の誕生日を迎えた先週の月曜日・・金大付属病院・代謝内科で、動脈硬化と血管・血液の精密検査を受けた。
検査の結果は「要注意」・・ 「一年後に再検査すること」と「塩分摂取量を減らすこと」の、二点を告げられた。
動脈硬化は、塩分の摂り過ぎから! 今回の検査で、私は1日13グラムも摂取していたことを知った。日本人の平均10~12グラムを超えていたのです。
健康的塩分摂取量は6グラム程度とか・・塩分の少ない食事ほど、ガンの発生率が低下するのは、今や常識です。
■以下、血液の健康基準です。
<血 圧>
・健康な血圧の基準値 ・・ 心臓が収縮したとき/120
心臓が拡張したとき/ 80
<赤血球数>
・健康な赤血球数の基準値 ・・ 男性/400万~540万
女性/380万~490万
基準を下回ると「貧血」、赤血球が多すぎると「多血症」になり血液は
ドロドロになる。
<白血球数> ・基準値 ・・ 4500~10.000
体内に侵入してくる有害な菌や、ガン細胞を取り除き、浄化する
働きをする。
基準より数が増えると粘着性が増し、白血球が互いにくっついて、
血液 がドロドロになる。
<ヘモグロビン>
・基準値 ・・ 男性/13~15g、女性/11~15g
血液に含まれる蛋白質で、酸素を体内に運び、二酸化炭素を
排出する重要な働きをします。
基準より低いと「鉄欠乏症貧血」、多いと「多血症」が疑われ、
血液は ドロドロになります。
<血小板数> ・基準値 ・・ 13~40万
ケガをしたとき、血液を凝固させ、出血を止める働きをします。
基準値より多いと、血液がドロドロになります。
<血中コレステロール値>
・HDL(善玉)コレステロール基準値 ・・ 男性/40~70mg、
女性/45~75mg
値が低いと、血液がドロドロになりやすい。
<血中中性脂肪値>
・基準値 ・・ 40~150mg
過食やお酒の飲み過ぎ、運動不足だと血中中性脂肪が高くなり、
「血栓」ができやすくなって、動脈硬化などの重大な疾患に進展して
いきます。
<血糖値> ・基準値 ・・ 空腹時70~110mg
血糖は、血液中にあるブドウ糖のことで、活動のエネルギー源に
なります。
健康なときは「インスリン」などの働きで、高過ぎず低過ぎず、
適度の濃度に調節されています。
血糖値が高くなると、赤血球や白血球、血小板などに影響して、
血液は深刻なドロドロ状態になります。
<尿素窒素・クレアチニン>
・尿素窒素の基準値 ・・ 8~23mg
・クレアチニンの基準値 ・・ 男性1.04mg以下、女性0.79mg以下
尿酸窒素もクレアチニンも、体内でエネルギーとして使われた 蛋白
質の”残りカス”です。
これら老廃物は、腎臓でろ過され尿で排出されるので、腎臓の機能
が低下すると、血中の老廃物が増加し、血液はドロドロしてきます。