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予防医学-2

病院に行って治療すれば治るという誤解


「人はなぜ病気になるのか」

病気になる原因がわかれば、その治療法も見えてくるはず。


「病気が治る」ということは、病気になった原因がなくなった時に

もたらされるものですが、現代医療(西洋医学)では、病気という

起きた現象だけを診る診断を頼りにして、治療が行われています。


病気になった原因を探らず、あくまでも現象に対する治療をする

のみです。

ガンを含む慢性病の多くは、大本の原因を見ずに治療が行われ、

結果として治らない患者さんが多数存在する現実を生んでいるの

です。

医学博士・外科医/土橋重隆著「病気になる人 ならない人」


980 【心と体の健康】
「予防医学-2」


日本の医学は、病気になったら治す「治療医学」が中心で、病気やケガを予防する、あるいは治療後の再発を予防する、「予防医学」は重要視されなかった。

病気を予防するには、何をどのように改めて健康管理すればいいのか・・私たちはそれを知り、学ぶ場所も機会もないのです。


ここ数年の検診データーを見比べ、その数値の変化から問題点を探り出し、病気を早期に発見する。病気をボヤのうちに消し止めることができるなら、健康診断の目的が達成できるというものです・・


たとえば、メタボの改善・・体重の変化からメタボと診断されたら、CTスキャンで内臓脂肪の量を測定し、自分の内臓脂肪の状態を知ります。

次いで、減量目標を明確に設定します。「健康運動指導士」が医学的データーに基づき、一人ひとりの減量目標を決め、年齢・体力に応じた、きめ細かなトレーニングメニューを作成します。


これを機会に、長年の悪しき食習慣を改めます。「管理栄養士」が肥満の原因を洗い出し、カウンセリングを行います。

運動不足を補うため、プールに出かけ、水中ウオーキングするなど、健康増進施設で自分に合った運動を行います。


予防医学のアンチェイジングと西洋医学、未病を治す東洋医学を融合させて、どうすれば、病気にならない健康な体になるか・・
歯医者さんが患者に、正しい歯の磨き方を教え、健康な歯を維持することを教えるように・・病院で、病気を予防するためのカウンセリングをやってくれるといいのですが・・


年をとると病気やケガの頻度が高まり、健康への意識が高まってきます。
しかし多くの人は、病気になって、ケガをして初めて、健康のありがたさを知るのです。病気になってから・・体を病んでから・・「病院」に駆け込むようでは遅すぎます。

日頃から自分の健康は自分で管理する・・自己責任意識が大切になってきます。

「病は気から」というように、健康のために日頃から”気力”を充実させることも大切です。私が実践している気功やヨガ、座禅・瞑想、ゴルフやスキューバーダイビングなどは、気力を養うのには大変良いようです。

社会の役に立つボランティア活動なども、気力の充実させるのによいでしょう。

断食で身体が「飢餓状態」になると、細胞が活性化して免疫力が高まることを、最近になって知った。
更に付け加えるなら、飽食の時代にあって、断食を通して「空腹の喜び」を知ることは、大変大切なことです。

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