■言葉の語源
「語源」を探って、「へェ~」と納得するのは、ことば遊びの
一つです。
今日は「ひょっとこ」と「おかめ」の語源をたどってみます。
日本に古くからある「ひょっとこ」のお面。醜男を代表する
「ひょっとこ」は、「火男」からきたもので、火をおこすのに、
口をつぼめて突き出し、息をふきかけながら、煙たいので
片目を細めている顔つきを、お面にしたものです。
一方の「おかめ」は、器量の悪い女性のことを言うようですが、
昔は、しもぶくれのした「おかめ顔」が美人だったのです。
熱田神宮の巫女であった「亀女」の顔が、こぼれんばかりの
愛きょう顔をしていたため、人々がその顔をかたどったお面を
作って親しんだことから、現在に受け継がれているのです。
978 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
~ことば遊び~ 「サラリーマン川柳」
世相を反映した、第一生命の「サラリーマン川柳」
この二月、第23回応募作品からまず100首が選ばれ、公表された。
その100選から、更に一般投票で選ばれたベスト10が、5月中旬に発表された。
1位 「仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い」
2位 「先を読め! 言った先輩 リストラに」
3位 「ただいまは 犬に言うなよ オレに言え」
4位 「離さない! 十年経つと 話さない」
5位 「すぐ家出 諭吉はわが家の 問題児」
6位 「先を読め 読めるわけない 先がない」
7位 「こどもでも 店長なのにと 妻なげく」
8位 「体脂肪 燃やして発電 てきないか」
9位 「七十歳 おらの村では 青年部」
10位 「妻キレて 来とうなかった 嫁になど」
[ 前年 第22回のベスト10 ]
1位 「しちゅう心 なくした妻は ポーニョホニョ」
2位 「久しぶり ハローワークで 同窓会」
3位 「ぼくの嫁 国産なのに 毒がある」
4位 「朝バナナ 効果があったの お店だけ」
5位 「やせたのは 一緒に歩いた 犬の方」
6位 「ストレスか? 聞かれる上司が その原因」
7位 「コスト下げ やる気も一緒に 下げられる」
8位 「パパがいい! それがいつしか パパはいい」
9位 「胸よりも 前に出るなと 腹に言う」
10位 「篤姫に 仕切らせたいな 国会を」