« 命燃やせる夢を持とう | メイン | 心に太陽を持て/球場で・・ »

兄弟・性格の違い

「第一子」によく見られる性格

・何かをするときに、人の迷惑になるかどうかをよく考える

・あまりしゃべらないで、人の話を聞いていることが多い

・めんどうなことは、なるべくしないようにする

・欲しいものでも、遠慮してしまう

・よそへ行くと、すまし屋さんになる

・何事もていねいで、失敗のないようにする

・いつもきちんとしていないと気がすまない ・責任感が強い


末っ子によく見られる性格

・親にいつも甘ったれる ・告げ口する ・やきもちやき

・おしゃべり ・人にほめられると、すぐ調子にのってしまう

・せっかち ・無理にでも自分の考えを押し通そうとする

・好き嫌いをする ・ハキハキしてほがらか

・少しでも困ることがあると、人に頼ろうとする


                                        渋谷昌三「よくわかる心理学」                                  


947 【心と体の健康情報】

~子育て~ 「兄弟・性格の違い」


私は七人兄弟の四番目。兄と姉、弟が二人に妹がいます。

戦争のさなか、三男の私が二歳の頃、次男と二人病気になり、次男が亡くなって、私は生き残った。

後に、「忠雄(次男)は賢かった・・お前と入れ替わっていたらよかったのに」と愚痴られた・・死んだ子が不憫で可愛かったのでしょう。


同じ両親の元、同じ環境に育ったのに、兄は長子らしくしっかりして、末子の弟は、どうしようもない甘えん坊。

私は、三男によくあるやんちゃできかん坊、独立心の強い性格になった。

小学生の頃、親に知れたら大目玉をくらうような、悪いことをよくやったが、親をわずらわせたのは一度だけ・・あとは、絶対バレないようにした。

中学に入って、入学式は無論、父兄参観も卒業式も親に知らせず、親が学校に来るのを嫌った。進学や就職先を決めるのも、親に相談したことがない。

今は考えられないことだが、どの高校を受験し、成績はどうだったかは親に話さず、合格発表も見に行かなかった・・合格祝いや就職祝い、誕生祝いも、やってもらった記憶がない。


兄弟がそれぞれ「らしく」なっていくのは、両親の子どもへの接し方、愛情のかけ方の多少にあるのでしょう・・

妊娠、出産、育児・・何から何まで初めての第一子と、育児慣れした三子・四子以降とでは、子どもへの関わり方に違いが出て当たり前です。


私の兄と姉は、親からの愛をいっぱい受けて育った。
兄は、「総領の甚六」に違わず、性格は物静かで控えめ、おっとりして、争いごとを好まない。大らかでのんびり、人が良く、人を疑うことを知らない。

私の家は商家・・跡取りの長男への期待は大きい。「立派に育ってほしい」と、兄と姉には小さいときから教育熱心だった。

一方、末っ子は可愛くてしようがない・・ついつい甘やかしてしまう。
末の弟と妹もまた、両親の愛をいっぱい受けて、甘ったれになった。


真ん中の私と四男の弟・・親から貰うストロークは、兄や姉、弟や妹ほどに「たっぷり」というわけにはいかない。

戦後の貧しい時代です。学生服も鞄も、何もかも兄のお下がりで我慢させられた。クリスマスやお正月にオモチャを買ってもらった記憶がない。


真ん中の子に共通するのは、大なり小なり疎外感を味わっていること・・この疎外感こそ、ストローク不足の結果なのです。

故に、真ん中の子は妙に反抗的で自己主張が強く、意地っ張りなところがある。

生活環境も大きく影響した・・兄と姉は勉強が出来たが、当時家が貧しく、親は高校を出すのが精一杯・・大学へは行かせてもらえなかった。

私の代になって、地元の大学(金大Or富山大)なら受験しても良いと言われた。 弟の時には、暮らしに余裕が出て、私立も県外もOKだった。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.noevir-hk.co.jp/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/1591

コメントを投稿

(いままで、ここでコメントしたことがないときは、コメントを表示する前にこのブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)

ひとつ前の投稿は「命燃やせる夢を持とう」です。

次の投稿は「心に太陽を持て/球場で・・」です。

他にも多くのエントリーがあります。メインページアーカイブページも見てください。

Powered by
Movable Type 3.36