■食習慣と健康
石川県はお米やお魚、漬物が美味しい。中でも冬は、蟹やブリ、
鱈子などの旬の食材が豊富です。
食べ物から体に必要なエネルギーがー取り込まれます。
コンビニや外食の多い人は、野菜やビタミンの摂取量が不足し、
栄養バランスが崩れやすくなります。
日本人の平均寿命が長いのは、年寄りの平均寿命の伸びにある。
30~40年前までの、味噌汁、煮魚、漬物といった、和食中心の
質素な食生活が、今の健康に大きく影響しているのです。
食生活に欠かせない日本の伝統食品、味噌、漬物、麹などの
発酵食品が、身体を酸化させる活性酸素を抑制し、老化を抑制
する効果があるのです。
高カロリーの洋風の食事を好む戦後世代は、二十代から生活
習慣病に悩まされるようになった。
昨年、日本人の平均寿命が初めて下降した。食生活の乱れの
影響が出始めている。いずれ、長寿国を誇れなくなるだろう。
921 【心と体の健康】
~食と健康~「早食いは太る原因」
十月に古希を迎えた。70歳の節目に減量することにした。
肥満の原因は飽食…高カロリーの食事と、早食いの習慣にある。
日常生活の中で、長年の食習慣や食行動を改善するのは難しい。改善しなければ痩せられないが、持続するのは難しい。
そこで、十一月中旬の一週間、妻と東伊豆の旅館に投宿して、減量にチャレンジした。以下は滞在メニューです。
朝5時起床/散歩…6時30分/ヨーガ…7時30分/気 功…露天風呂に入る…10時/朝 食…11時~15時・自由行動/遠足、観光・温泉めぐり、スキューバーダイビング…入浴…16時・治 療/オイルマッサージ、指圧、針、吸盤治療…17時30分/ヨーガ…18時/夕 食…入 浴…21時30分/ヨーガ…22時/就寝。
一週間…食事は一日二食。毎日運動スケジュールを組み、伊豆高原、周辺の散策とヨーガで体を絞り込んだ。
食事は玄米に、具のない味噌汁、大根の煮つけ、漬物少々…量は三分の一。摂取カロリーを1食500キロに抑え、食習慣と食行動の改善に努めた。
今まで、15分でかき込んでいた食事を…談笑しながら、味わいながら…倍の30分かけて、ゆっくり噛んで食べる。
食事のスピードが速いほど肥満度は高まる。
早食いで、お腹いっぱい食べないと満足しない人は、一時的にダイエットに成功しても、すぐ元に戻ってしまう。
肥満の原因は、摂取エネルギー量だけでなく、食習慣や食行動、そして運動が関わってくるのです。
1週間続けるうちに、空腹に慣れ、ゆっくり噛んで食べる習慣が身についてきた。顔やお腹がすっきりして、周りから「痩せたね」と言われるようになった。
6日目…成果はいかにと体重計に乗る…6キロ減量(昔の職業別電話帳4冊の重さ)に成功。帰宅後、引き続き食習慣の改善に努め、2週間後更に1キロ減量…半年後に、あと5キロ減量出来れば、目標達成です!