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県民性(4)


■方言

 

交通網が整備され、あれほど遠かった信州・軽井沢が、高速

道路なら3時間半で着いてしまう。東京・金沢間も、新幹線が

開通すれば2時間半。昔に比べれば、近くなったものです。

 

なのに、ほんの数キロ隣町の住人の話し方やアクセントが、

微妙に違っている。毎日、テレビが標準語で語りかけてくる

のに、私たちの方言やなまりは頑固に変わらない。

 

生まれ育った土地の環境・風土・慣習・食べ物、そして幼い頃

身についた方言などが、故郷への郷愁となって、恋しくいとお

しく感じるのです。

 

908 【吉村外喜雄のなんだかんだ】

~県民性(4)~

 

無計画に買い物をして自己破産する件数は、何につけ見栄っ張りな石川県が全国31番目なのに対して、お金にはシビアな福井県と富山県は、全国最下位と、下から二番目の46

位なのは、納得できる順位です。


福井県民は、勤倹貯蓄体質の越前商人の輩出地です・・

無駄遣いをしない…日頃から質素倹約に努め、財産を残そうとする。一世帯当たりの預貯金は全国一位で、2,202円。共働き率も全国第2位です。


富山県民も負けずによく働く。経済観念が発達し、生活はいたって質素。損することがわかっているギャンブルに、手を染めたりしない。

結婚したら共働きで、立派な家を建てるのがステータス。

居住面積だけでなく、持ち家率も全国一位なのです。


昔、加賀の人は「越中強盗、加賀乞食、福井詐欺師」と、働き者で商い上手の、富山・福井の商人を揶揄したが、金沢の商人はボッコリして争いを好まない、老舗のぼんぼんが目につくのです。

近年、富山・福井・岐阜から、石川県に進出する大型店が目立つ。いずれ、県内企業は淘汰されてしまうかも…


我が社の例では、金沢の代理店の女性所長…
お客様のところへ出かけるのに、セールス鞄を近所の人に見つからないよう、風呂敷に包んでいた。

見栄っ張りで、世間体が気になる金沢人を象徴した話です。


金沢の商家では、「嫁をとるなら富山から」と言う…

「富山の嫁はよく働く」というのがその理由。

富山の女性は、YES、NOをはっきり言うので、可愛げがないが、素直でグチ一つこぼさず、コツコツ働くので、重宝するのです。

 

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