■なぜ続く、
韓流スターの自殺
6月30日、韓流スター”パク・ヨンハ”が、ソウルの自宅で首吊り
自殺との、ビッグニュースが飛び込んできた。
「冬のソナタ」で、ペ・ヨンジュンの恋人”チェ・ジウ”の幼なじみ役を
演じたイケメン俳優。歌手としても活躍…現在、日本縦断コンサート
の最中で、4万5千枚のチケットを完売していた。
2008年10月には、女優のチェ・ジンシが、二人の子どもを残して
自宅で首吊り自殺…「世の中にうんざり、なぜ苦しめるのか…」
…悪質な書き込みの犠牲者になったことで、話題になった。
2009年1月には、キム・ソクキュンが自殺。そして今年5月には、
チェ・ジンシの弟、チェ・ジニョンが自殺した。
この3年間に、12人の韓国芸能人が自殺している。
「人からどう見られているか?」…体面にこだわる、韓国人気質の
表れだろうか…
778 【心と体の健康】
~幸せな人生~ 「コンプレックス」
コンプレックスを持たない人はいないと思う。
人がうらやむ美貌と高い知能を兼ね備え、
人から敬愛される女性であっても、
人知れぬ悩みを持っていたりする。
問題は、そのコンプレックスの中身です。弱い人間ほど慰め合おうとする…
環境、地位、
収入、いろんな悩みを口にして、慰め合っている… 要は、
低いレベルでの傷のなめ合いをしているのです。
一方には、自分より高いレベルの人や物に対して、
コンプレックスを抱く人がいる…私たちは、
この二つの何れかなのです。
自分と同じレベルの人や物に対してしか、コンプレックスを感じない人は、
悔しい気持など沸かないだろうし、努力もしないだろう…ただボヤくだけである。
コンプレックスや劣等感の強い人ほど、そのレベルの高さに引っ張られ、
強くなりたいと願い、強くなっていく…
劣等感をバネに成長していくのです。
更に、劣等感と屈辱感が一緒になると、より強力なバワーになり、
更に高いレベルにチャレンジしようとする。
少し前の話になるが、プロゴルファーの坂田信弘が、12度の賞金王、
そして通算113勝の記録を持つプロゴルフ界のドン、尾崎将司のことを、
以下のように語っていた。
「尾崎将司の心の内には、プロ野球から落ちてきたことが、劣等感・
屈辱感になって、
張り付いている…それが今日の尾崎将司を生んだ。
彼は本来プロゴルファーになるために生まれてきたような男だ…
ほんのちょっとの間、
プロ野球の世界に紛れ込んでいただけ…」
「ゴルファーは、スコアが悪いと、あのコースは良くない、
グリーンの手入れがなっていない。挙句は道具を変え、
使うボールまで変える…そんなことをする暇があったら、
もっと練習することです」
「坂田信弘のゴルフ理論」より
[ 野球時代の尾崎将司 ]
1964年徳島県立海南高校の投手として、春の選抜に出場。
決勝戦まで勝ち進み、初出場・初優勝に輝く。
1965年、後の名投手池永投手と共に西鉄ライオンズに入団。
入団後の池永投手を見て、「こんな投手がいたんじゃ無理だ」と打者に転向。
二軍で4番をまかされるも、一軍では目立った活躍がなく、二年後に退団。
1970年プロテストに合格。プロゴルファーとして、栄光の道を歩み始める。