■酔っ払いの定義
少年「どれだけ飲むと酔うの?」
『いい質問だ、ここに座れ、教えてやる…
それは脳細胞の問題だ』
少年「脳細胞?」
『一杯飲むと、1000個の脳細胞が死ぬ…
だが、脳細胞の数は数十億個
まず、悲しい細胞が死んで…笑顔になる
次は、静かな細胞が死んで…大声になる
そして、賢い細胞が死んで…バカなことをしゃべる
最後は記憶の細胞だが、これがしぶとい…
』
映画「バガー・ヴァンスの伝説」から
744 【心と体の健康情報】
~食と健康~ 「果物食べて塩分排出」
私の血圧は「70-120」…すこぶる健康体である。
妻は職人の娘…塩辛い味付けの家庭で育った。
嫁入り後、我が家の「薄味」に慣れるまで、
2~3年要している…味噌汁が”すまし汁”に思えるほど薄味だ。
寒い日は血管が収縮して、血圧が上りやすい。
血管が老化して血液が流れにくくなっている高血圧の人は、血管が破れたり詰まったりして、
脳卒中や心筋梗塞を起こしやすい。
厚生労働省によれば、国内の高血圧患者は約3,970万人、
血圧が高めの患者予備軍は約1,520万人…国民の二人に一人が高血圧要注意者になる。
高血圧の原因の一つに、塩分の摂り過ぎがある。
日本人一日の食塩摂取量の平均は10.9g。厚生省の目安では、健康な人は…男性10g、
女性8g未満に抑えるよう指導しているが、
高血圧患者は、6g未満が目標になる。
問題は、気づかずに摂取してしまう塩分。
寒い冬は、暖かい麺類やおでんが美味しい…が、
汁を飲み干すのは禁物。
ラーメン一杯で7~8gの塩分をとってしまう。
うどんやそばも4~5gになる。麺自体にも塩分が含まれるため、
ラーメン大好き人間には要注意である。週1~2回に抑えたいものです。
数年前まで、私の朝食は「パン食」だった。食パン2枚の塩分は1.6g。
バターを塗ると更に1g。ハムやソーセージ、目玉焼きにも多量の塩が…
脂肪分の多い食事を好んで摂っていたのです。
現在の朝食は、キャベツを主体にした生野菜に、ゆでただけの豆類・
海藻類を添え、バナナ・リンゴ・柿・
キウイなどの果物を日替わりで添えて、ドレッシングなし。無砂糖のコーヒー、
蒸かしたさつま芋2/1本という、自然食メニューです。
野菜や果物、海藻類には”カリュウム”が多く含まれ、摂り過ぎた塩分中の”
ナトリウム”を体外に排出するのを助ける。冬野菜では、ホウレン草や白菜、
小松菜などに多く含まれる。
手軽にカリウムが摂れるのは果物…1日200gを目安に、
リンゴ半分とミカン1~2個が目安です。
和食の米飯を主食にするのは、減塩に最適だが、味噌汁は薄めに、
漬物は控え目にしないと、美味しいからと、つい摂り過ぎてしまいます。