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天命(天職)を知る(2)

■繁栄する農業                  (職場の教養)
農業を営むTさんは、 妻と二人の息子と従業員で、楽しく仕事に取り組んでいる。 周辺の農家の多くは後継者が無く、やむえず廃業に追い込まれる中、 Tさんの農業は元気です…それにはわけがあります。          
                                                                                                                 Tさんは農業が大好き… 23歳で独立した時、「自分の好きな農業で起業し、多くの仲間と共に、生涯農業に関わりたい」と、 大きな希望を抱いて働き始めました。その後、「農業が好き」という妻にも出会いました。                              
                                                                                                                 二人の子供は成長し、 地元を離れて東京の大学へ行きました。                                                                          卒業後、 「両親と共に農業をやりたい」と、故郷に帰ってきたのです。                                                                         Tさんの農業への思いが、 子ども達に伝わったのです。

人は暗い所よりも、明るい所に集まるものです。心を明るくして、 希望を持って、明るく未来に向って働く両親の姿が、輝いて見えたのです。自分の仕事をこよなく愛し、 将来に大きな希望を抱いた時、周りに人が集まってくるのです。                                                                                                                                                                                                        

 

742 【心と体の健康情報】                                                                                       ~幸せな人生~  「天命(天職) を知る(2)」

大学は出たけれど…就職難の今の時代、どんな仕事が自分に向いているのか?
天職を見つけられないまま、好きでもない仕事に精を出す…
辞めても、再就職が難しい。10人中7人までが、今のに不満を持ち、 きっかけがあれば転職したいと思っている
 
「理念と経営・この人この言葉」で、日清食品創業者・ 安藤百福氏が天命” ついて、 以下分かりやすく語っている。
 
「明確な目標を定めたあとは、執念だ。 
  ヒラメキも執念から生まれる。
  その気になれば、一日で一ヶ月分の仕事ができる」
 
目標を定めてから、決意に到達するまでの間… 迷いをふっきるまでの行程が難しい。
人は誰でも多くの可能性を秘めている…それを、一つの方向に絞りきるまでは、 右往左往の思案投げ首を、 いかさまも経験しなかった人は少なくなかろう。
いかに謙虚な性格であっても、自分の将来を左右するであろう、 いくつもの灯火が心に思い浮かぶのを、避けることはできない。
 
あれもこれも「やってやれないことはない」と、 ふところ勘定したくなのは、人間である以上当然の成り行きであろう。
あれこれ勘案するうち、心を落ち着けて検討し、 自分には向いていない筋を数えあげることは、たやすいことだ。
 
しかし、多くの人はそこで立ち止まり、あれもこれも手を出そうと試みては、 多岐亡羊嘆に暮れる。しかしそこで、己にふさわしくないものは、 思いきて見切りをつけることだ。
 
自分に適しない仕事を、選択肢から勇断を以って削り去っていき、 最後に残ったものを、道標に即して一歩踏み出す時が、自分に与えられた天命(天職)なのである。
 
おぼろげに、漠然と夢見てはいけない。一旦目標を定めたら、 その後は脇見をないことである。自分にはこれしかないと思い定めたら、 方向を明確に限定しなければ、前途は開けない。
その時の”執念”は、人の秘める能力を、 何倍も規模に膨らませるのです。
 
目的が明確であればあるほど、工夫の手立てがおのずから浮かびあがってくる。
不可能を可能にするのは、灼熱に燃えた意欲である。
「成功者の多くは、 前途の難関を執念で打開していく
”根性者”である」
*****
とは言え、希望する職種はおろか、希望とは遠い職種に妥協しようにも、 就職門戸は狭く、 卒業を目前にして、 なお面接に走り回る学生たち天職を求めるなど、夢のまた夢… 人生のスタートラインつまづいている学生を見て… 「子ども手当て」より、「学生をなんとかしてほしい」と、 国に訴えたくなるのは、私だけだろうか?
 

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