■2009年/オリックス「マネー川柳」
・大賞 「家計簿の 損失欄に ダムと書き」
「草食と 言われる息子 金を食う」
「小遣いも 妻の基準で 仕分けされ」
「エコカーに 乗ってる彼に 乗り換える」
「千円で 増えた思い出 車内泊」
「インフルで サンタ来れぬと 子に諭す」
○仕事編
「客の入り ハローワークに 負けている」
「ボーナスは ないがボーナス 払いあり」
○恋愛編
「婚活で 財布痩せたが 目は肥えた」
「あわよくば 働く彼氏に 天下り」
「割り勘を きっちり割って まだ一人」
○家庭編
「女房が 鵜匠にみえる 給料日」
「寝返りを うてばあなたが いる不幸」
「減税を 子ども店長 から学び」
○歴代一位のマネー川柳
第一回 ’04
「ペイオフに かすりも せぬ金 壷にため」
第二回 ’05 「ケータイで 夢もおでんも 買う日本」
第三回 ’06 「また一つ タダが消えてく レジ袋」
第四回 ’07 「社保庁は 未納者だけを 覚えてる」
第五回 ’08 「百年に一度 も 長寿なればこそ」
727 【吉村外喜雄のなんだかんだ】
~ことば遊び~ 「創作・四文字熟語」
あけましておめでとうございます
住友生命が昨年12月10日、「2009年創作・四文字熟語」
の入選作を発表した。
年の初めに当たり、昨年1年間を 「四文字熟語」
で振り返えってみます。
「愛夢総理」…6085作の応募中、3分の1が、政治をテーマにした作品でした。
「断雇反対」 …昨年は、
覇権切りや雇い止めで、職を失う人が続出した
「一機冬川」…旅客機が川に奇跡の不時着。
機長の離れ業が喝采を浴びる
「G販沈価(じーぱんちんか)」…
ユニクロの一人勝ち。経済、デフレ傾向へ
「一票両断」…
有権者の抜き放った刃が、日本の政治を袈裟懸けにした
「政権好待」…
54年ぶりの政権交代で、国民の期待が膨らむ
「鳩世済民」…
新政権を引っ張る、鳩山首相の手腕やいかに?
「顔面総白」…
新型インフルエンザで、店頭からマスクが消えた
「一咳触発」…うつされまいと、
通勤電車も人ごみもピリピリ
「接種待腕」…
予防したくてもワクチンが足りず、順番待ち
「遠奔千走」…
高速道路を千円で「東奔西走」
「千車万列」…そうしたら、
あちこちで大渋滞。客が減ったJRが泣いた
「秋休五日」…初の秋の大連休…
全国あちこち大渋滞
「司民参加」…
国民参加の裁判制度がスタートした
「判官判民」…
裁きに市民感覚がにじみ出た
「皆祈日食」…白昼の天体ショー…
晴天を祈ったが、悪石島は無情の雨
「阿美共感」…
奈良興福寺の阿修羅像展を見るようと、東京国立美術館に行列
「一目遼戦」…
賞金王の石川遼を見ようと、ゴルフ場はギャラリーで溢れた
※「切歯扼腕(せっしやくわん)」
・歯ぎしりをして激しく怒ったり、じりじりイライラすること
※「阿鼻叫喚(あびきょうかん)」
・仏語 阿鼻地獄と叫喚地獄を合わせた語
地獄で様々の責め苦にあって、泣き叫ぶ様子をいう