■「健康法に王道なし」
長寿の教育学者として知られ、今も現役で活躍する昇地三郎さん…
御年103歳。100歳の時、「各国の大学に招かれて、世界一周講演旅行に出かけます」と、講演終了後に、
聴講生の私たちに話されましたが、昨年も、そして今年も、世界一周講演に行かれたとのこと。
100歳を超えて尚、お元気なのは…「その秘訣は毎日の習慣にある」と言う。
三歳の頃、母親に躾けられた習慣に「食事を一口30回かむこと」があり、現在も続けている。
三歳の頃、母親に躾けられた習慣に「食事を一口30回かむこと」があり、現在も続けている。
その他「棒を使った五分間体操」、背筋を曲げないために「硬いマットに寝る」、「寒水摩擦」は欠かさず、「新聞を四紙全て見る」
…を習慣にしている。
「健康法に王道はありません。体に良い平凡な生活習慣を、コツコツ続けることです」と語る昇地さん。
100歳を過ぎて益々お元気なお姿に、驚嘆するばかりです。長寿の秘訣は、「日々の、良き習慣の蓄積」
にあることを教えられました。
719 【心と体の健康情報】
「指体操の効用」
毎朝5時起床。洗顔のあと、最初に「ヨーガ」をやる。
吸って・吐いて~、首を上げて止めて、下げて止めて~、左右にゆっくりねじり、
そしてグリグリ。肩甲骨を開いて、閉じて、
背骨を伸ばし、縮めて、吸って・吐いて~、屈伸してひねり、太もも・くるぶし、体中の筋を伸ばす…そして、
全身の力を抜き、瞑想…
朝の10分のヨーガが、身体にエネルギーを注ぎ込んでいく。
加齢とともに、細かい動作が苦手になり、持久力も衰えてくる。運動機能の衰えを意識する歳になった。
そんな自分を、「もう年だから…」と悟ったりしてはなりません。
筋力は、70歳を過ぎても、鍛えればアップするし、運動機能も、毎日続けると身に付いてくる。
テレビを見て、何もしないでいると、どんどん衰えていく。
何か一つ、楽しくやれることを見つける。毎日コツコツ機能アッブに精を出す…
今まで出来なかったことが、
出来るようになるから楽しい。
4年前、上手くなりたいと、道具から靴まで一式買い揃え、始めたゴルフ…
ようやく100が切れるところまできた… 続けていれば、
ある程度は上達するものです。
ところで、もっと簡単に誰でも出来ることがあります…
毎日少しづつ、一ケ月続ける。
考えなくても勝手に体が動き、三ケ月も続けると、 一生忘れない特技?になる。
■[2~3日で覚える簡単な”
指体操”]
・左手と右手を前に、「1人ジャンケン」をします。
(1)左手グーの時、右手パー (2)左手チョキの時、
右手グー
(3)左手パーの時、右手チョキ
右手が勝ち、左手が負けます。(1)~(3)を繰り返し練習します。
2~3日で覚えられます。
体が覚えると、頭で考えなくても、
勝手に手が動いてくれます。
■[ちょっと努力しないと覚えられない”
指体操”]
両手を開きます。(1)左手の親指を折る。
次に(2)左手人差し指と、
右手親指を同時に折る
次に(3)左・中指、右・人差し 指を折る
というふうに、(4)順に一つずつずらしながら、
ゆっくり折っていく。
すると、左はグウ、右は小指だけ開いた、グウの形になる
続けて(5)左手小指を開き、右手fはグウ
(ここの切り替えが難しい。繰り返し練習しないと、後が続かない)
続いて(6)左手薬指を開き、右手小指を開く
順に(7)左右の指を開いていくと、
(8)左手・パー、右手・親指だけが閉じた形になる
続けて(9)左手親指折る、右手パー
(ここの切り替えが難しい。繰り返し練習しないと、続けられない)
(10)左手人差し指折る、右手親指折る
このように、左右変則折りを繰り返します。慣れるまで声を出して繰り返します。私は、車を運転して、信号待ちの時に練習しました。
繰り返していると、だんだん出来るようになり、
早く出来るようになります。この動作を休み無く続けられたら、体が覚えたのです。
会社で、新しい目標にチャレンジしようとする人に、やって見せます。根気よくやり続ければ、
いつかは必ずなし遂げるであろうことを、
理解させるために…。