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和風の暮らしは骨折りしにくい

■骨を丈夫にする献立
・玄米ご飯                 …マグネシウム
・ワカメと豆腐のみそ汁          …カルシウム、マグネシウム、 ビタミンK
・焼きイワシ                …カルシウム、マグネシウム、ビタミンD
・ヒジキの煮物               …カルシウム、マグネシウム、 ビタミンK
・ほうれん草のおひたしシラスあえ…カルシウム、マグネシウム、ビタミンD・K
・カブとキャベツのぬか漬け    …カルシウム、マグネシウム、ビタミンK
 
 
713 【心と体の健康情報】 
~食と健康~
「和風の暮らしは骨折しにくい」
 
高齢になると骨密度が落ちて、骨がもろくなってくる。
加えて筋力が低下して、ちょっとしたつまづきで、 手首や腕の骨を折ることが少なくありません
 
骨を丈夫にするには、食事の内容に気配りがいります。
骨によい食品として、まず頭に浮かぶのが…牛乳。
乳製品を摂る量が、日本人りはるかに多い欧米人と、そうでない日本の高齢者…欧米人よりきゃしゃで、 骨の量が少ないのに、”大たい骨頸部” を骨折れする頻度が欧米人の半分以下にとどまっている…何故なのか? 
 
国立長寿医療研究所が、高齢者を対象にした調査によれば、
その答えは、「和風の暮らしぶりにある」という。
”畳住まい”の、伝統的な日本の生活様式で暮らしてきたは、洋室に住み、 洋風の生活を送っている人より、骨折れが少ないのです。
 
布団の上げ下げや、ぞうきんがけなど、 事あるごとに座った姿勢から立ち上生活… そうした暮らしぶりが筋力を鍛えていく。加えて和食中心の食生活が、 骨を防いでいるのです。
 
和食には、カルシウムが豊富な食材が多い…干しエビやヒジキ、 小松菜など含まれるカルシウムの量は、 牛乳やヨーグルトに引けをとらない。
干しエビとヒジキには、 カルシウムの半分を摂取するのが理想とされるマグネウムが多く含まれる。
サケやサンマ、干しシイタケには”ビタミンD”が多く、カルシウムの吸収を助ける。 納豆やほうれん草、春菊などは、骨の形成を促す”ビタミンK”が豊富に含まれる。
 
閉経後の女性には、大豆製品がお勧め。大豆には、女性ホルモンと似た働きをする” イソプラボン”が含まれていて、加齢による骨量の低下をくい止めてくれる。
女性ホルモンの減少が、骨粗しょう症に密接に関わっているのです。
 
大豆食品を代表する”納豆”…納豆を常食する地域の女性は、 大腿骨頸部骨折が少ないという調査結果が出ている。
骨折予防に欠かせないのが、筋肉を作るための”たんぱく質”
 
いくら骨に良いからといって、偏った食べ方ではダメ。 肉や野菜などを敬遠せずに、好き嫌いせずに、何でもおいしくいただくことです。
                               読売新聞「くらし・学び/健康」

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