■「不況克服の心得十ケ条」
松下幸之助
1. 「不況またよし」と考える
2. 原点に返って”志”を堅持する
3. 再点検して、自らの力を正しくつかむ
4. 不退転の覚悟で取り組む
5. 旧来の慣習・慣行・常識を打ち破る
6. 時には一服して待つ…
7. 人材育成に力を注ぐ
8. 「責任は我にあり」の自覚を…
9. 打てば響く組織づくりを進める
10. 日頃から、なすべきことをなしておく
679 【心と体の健康情報】
「ヨガの薦め」
世の中のスピードが増して、便利になっていく中、
あらゆる情報が時空を越え、瞬時に伝わってくる…毎日が慌しく目まぐるしく過ぎて行く…
仕事は忙しく、時の経つのはあまりにも早い。
もっとゆっくり、 シンプルに生きたいものです。そんな思いを満たしてくれるものに”
ヨガ”がある。
朝5時、太陽が山から神々しく顔を出す…その太陽の光を浴びて”ヨガ”をやる。
両足を揃えて立ち、大地を踏みしめる。お腹を引っ込め、
さわやかな空気を胸いっぱい吸って、両手を天に伸ばす…静かに息を吐き、
合わせた両の手を顔面に下ろしてくる。
太陽を拝み…しばしそのまま、
降りそそぐエネルギーを浴びて、
今日の始まりに感謝する。
10分間ヨガで体がほぐれる…
身体の細胞が生き生きしてくる…毎朝の日課です。
インドでは古来、”ヨガ”は出家した修行者たちによって伝えられてきた。
修行者は世俗を離れ、 自分の内面と向き合い、
厳しい修行の積み重ねによって、 ヨガの伝統を今に伝えてきた。
ヨガで大切なのは「吐く・吸う・止める」の”
呼吸法”、そして”瞑想”。
その中心をなす呼吸は、目に見える身体と、
見えない精神を結ぶ役割を担っている。私たちは嬉しい時、楽しい時、くつろいだ気分の時…ゆっくりと呼吸します。怒っている時、恐れている時は、呼吸が激しく乱れます。
ヨガを体得した人は、呼吸をコントロールすることを覚えるという。
呼吸がコントロール出来たら、意識もコントロール出来るようになる。
ヨガを体得すると、「身体と呼吸と意識」を調和させることが出来るようになる。そして、どんな時でも冷静で、幸せにいられるようになるのです。
およそ二千年前に書かれた、ヒンドゥーの聖典バガヴァッド・ギターの第六章に、
「ヨガの定義」が記されている。
「
「ヨガとは、どんなことにも動揺しない意識の状態をいう。
風のない所に置いた灯火が、けっして揺るぐことが無いように、
ヨガを修めた人は、心をしっかりとコントロールすることができる。
また、大きな困難に遭遇しても、動揺することなく、すべての苦し
みから解放される。それが、ヨガと呼ばれるものである。
このヨガを、ひるむことなく、
決然と修めよ」
」
苦しみから解放してくれる”ヨガ”…ブッタもキリストも皆”ヨガ”をやった。
「”ヨガ”を会得すれば、健康で幸せになるだけでなく、
周りの全ての人や生き物の役に立てる」と、ヒンドゥーの高僧は、世界の人々に語りかけるのです。