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プラス発想の成功哲学

■ソクラテスの逸話
 
賢妻なら「山内一豊の妻」。悪妻と言えば「ソクラテスの妻」。
ある時、夫ソクラテスに怒鳴り散らした妻…収まりがつかず水を浴びせかけた。
が、さすが哲学者…少しも騒がず言った…「雷には大雨が付きものだ」
 
■ソクラテスの逸話(2)
結婚というものは…「若者は結婚すべし。相手が良い人なら幸福になれる。もし、そうでなくても哲学者になれる」
 
■17歳のプロゴルファー 石川 遼
小学校の卒業文集から…将来の夢
「二十歳、アメリカに行って、世界一大きいトーナメント、マスターズ優勝」
 
今年の四月、17歳でその夢が実現した…タイガーウッズ他、世界トッププロに交じって、マスターズに出場したのです。
更に先週の日曜、ミズノオープンでプロ転向2勝目を挙げ、日本のトッププロ・片山晋吾等と共に、全英オープン出場権を獲得した。
大リーガー・イチローに並ぶ逸材です。
 
677 【心と体の健康情報】 
~幸せな人生を歩むために~ 
「プラス発想の成功哲学」
 
東京に出て、40店舗のステーキハウスチェーンを展開する、 S社長の若かりし頃の体験話です。
北海道の中学卒業後、将来コックになろうとの誓いを胸に、青函連絡船に乗り、 単身上京。最初の仕事は皿洗いだつた。定時制高校に通いながら、 社員食堂の皿洗いに明け暮れる毎日。400人分の皿2、000枚を1人で洗わされた。 辛くて辛くてしようがなかった。
 
寝ても覚めても皿洗い。400人分・約2千枚の器の山…すごいんですよ。
それを毎日毎日洗わされる…辛かった。先輩にいじめられ、 陰で泣いたこともった。 その辛い皿洗い…ある事がきっかけで、面白くてしようがなくなった…?
 
それは、腕時計を洗い場の前に置き、時計を見ながら「1分間に何枚洗えるか?」
自らに挑戦することを始めたのです。秒針とにらめっこしながら洗っているうちに、 昨日より1枚多く洗えた… 2枚多く洗えた…挑戦し続けた。
しだいに、皿洗いのコツを身に付けるようになり… うまくなった…早くなった。
 
先輩は包丁を握っている。フライパンを使いこなす。私は、皿しか洗えない…。
しかし、皿を洗う先輩を見ていたら、私よりはるかに劣っていた。皿洗いなら、 誰にも負けない…自分が一番だ!
 
その先輩も、最初は皿洗いをしたはず… 先輩はなにげなく皿を洗っていただろう私は違う、時計を見ながら、皿洗いに挑戦…進歩・工夫の度合いが違っていた。
仕事は取り組み方で、辛くもなれば、楽しくもなる」ということを、 この時学んのです。
それからの私は、皿洗いが苦痛ではなくなった。皿洗いを”楽しむ”ようになった。
皿がたまるのが待ちきれない。その間、 他の仕事を覚える余裕も出てきた。
先輩からも認められるようになった…一石三鳥です。
 
皿洗いから学んだ…「仕事は言われて、受身でやるものではない
「こんな仕事をやらせやがって…」と、ぶつぶつ言いながら仕事をするから、 辛いのです。「自分に与えられた仕事を、 どう受け止めるか」…受け止め方一つで、 辛くもなれば、楽しくもなるのです。
 
そうしたことがきっかけで、認められるようになり、 少しずつ調理を教えもらえるようになった。
その頃です…「将来独立して、お店を持ちたい…」 と思うようになったのは…。
 

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