■「全国亭主関白協会」
同じ趣味や志を持った人が集まって出来る組織…全国には、いろんな組織があります。
「全国亭主関白協会」も、そのひとつです。
夫婦円満には欠かせない、"夫の心得"を説き、平和で円満な家庭づくりを目指す男性の集まりです。
○主 張 …「夫は妻の尻に敷かれるべきである」
○尊主事項 …「ありがとう」「ごめんなさい」「愛してる」
妻に、この言葉をことあるごとに言う。
○スローガン…夫婦げんかをしたら…
「勝たない」「勝てない」「勝ちたくない」
世のお父さん方…家庭で威厳を保とうと、威張り散らしたところで、神通力はとっくに消えてありません。とりあえず3日間、 この3つの約束を実行してみてはいかがでしょう。奥様がどんな反応を示すか?…楽しみです。
【心と体の健康情報 - 581】
~子育て心理学~
「そろばんは、右脳・左脳、両方を育てる」
会社でソロバンを手にして、伝票を整理していたら、「あら~ァ珍しい、算盤をはじいてる…」と、
訪れた代理店さんに言われることがある…。
さほどに、ソロバンを使う人が少なくなり、珍しがられる時代になったのです。
私には、電卓より算盤の方が正確で早く、安心できます。珠をはじく微妙な指の感触が、計算の正しさを確信するのです。
算盤は中国から日本に伝来した。我が石川県に、日本最古の算盤が現存することをご存知でしょうか…加賀藩の初代藩主前田利家が、
1592年に陣中で使ったと伝えられる。縦7センチ、横13センチの「陣中算盤」です。玉は獣の骨で作られている。
戦後、算盤と電気式計算機の対抗試合が行なわれたのは、以外に早く、終戦の翌年昭和21年11月…日比谷で催された。米軍の機関紙
「星条旗」が主催して、「加減乗除に混合算」の計5種目を競い、算盤側の日本が4種目を制している。
敗戦直後のことで、「戦勝国を打ち負かした」「日本は死なず」と喜んだと伝えられる。
その後、計算機の演算速度が飛躍的に進歩しても、対抗試合は続き、算盤に軍配が上がっている。
近年、学力向上の手段として、算盤が教育の現場で見直されるようになった。
珠算能力検定受験者数は、昨年、26年ぶりに増加に転じたのです。
最近では、東南アジアや、中東などの教育現場でも、採用されるようになり、日本でも、伝統の計算術に復権の兆しが見えるのは、
うれしい限りです。
読売新聞「編集手帳」から
最近になって、算盤を習うと右脳が開発され、知能が発達することがわかった。
算盤の上段者になると、頭の中にイメージした算盤で、暗算能力が研ぎ澄まされる。名人になると、16桁もの乗除計算を、
暗算でこなしてしまう。
これを外国でやって見せると、みんな「マジックだ、魔法だ」と、ビックリする。
右脳は、音楽・感性・創造力などの働きを司る。左脳は計算・論理・暗記力の働きをする。詰め込み学習で大人になった「左脳型人間」 より、創造性豊かな「右脳型人間」の方が、重宝され、求められる時代なのです。
算盤を使っての計算は"左脳"。算盤を脳に描いての暗算は"右脳"。算盤を身に付けると、左脳と右脳の両方… 同時に活性化されるのです。算盤を習うにつれ、バランスの良い思考力も、同時に備わってくるのです。
囲碁ブームに続いて、我が子を「珠算塾」や「お習字塾」へ通わせるのが流行っている。算数や計算が得意で、きれいな字が書け、
物事を大局的に見ることができるようになるなら…親の願いです。
いい大学を目指そうと、小学生の時から学習塾に通わせ、目先の成績ばかりに囚われているようでは、子どもがかわいそうです。
※私にとって囲碁は、生涯の友です。趣味にしたい方…お手合わせ、いつでもOKです。